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将来は航空機の進歩で浦和レッズとアーセナルのホーム&アウエーは容易に行うことができるだろう
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投稿者 TORA 日時 2005 年 12 月 20 日 15:16:53: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
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将来は航空機の進歩で浦和レッズとアーセナルの
ホーム&アウエーは容易に行うことができるだろう

2005年12月20日 火曜日

決勝 サンパウロFC対リバプールFC


◆世界クラブ選手権の未来を夢想する 12月19日 宇都宮徹壱
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/toyotacup/2005/column/200512/at00007095.html

■「悪しき平等主義」への危険性

 1週間にわたって行われたFIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップジャパン2005(以下、世界クラブ選手権)も、今日で最終日。この冬一番の強い寒気が列島に流れ込み、日本海側を中心に大雪に見舞われたものの、幸いにして会場の横浜は晴天に恵まれた。

 この日は2試合。16時20分からはアルイテハド対デポルティボ・サプリサによる3位決定戦が、そして19時20分からはサンパウロFC対リバプールFCによる決勝が行われる。夕闇が駆け足で迫るなか、早速、アジア王者対北中米カリブ王者の熱戦を観戦。序盤からゴールの応酬となり、なかなかに見ごたえのある試合となった。

 考えてみれば、この第1回世界クラブ選手権を最も満喫したのは、このアルイテハドとサプリサではなかったか。共に初戦に勝利して自信をつけ、2試合目でビッグクラブと対戦して世界との距離を実感し、そして今日は、これまでで最も多い観衆(もっとも彼らのお目当ては、次の試合なのだが)の前で自分たちのサッカーを披露しているのだから。

 各大陸チャンピオンを一堂に集めて競わせることで、これまで困難と考えられていた欧州や南米の強豪クラブとの対戦が実現し、将来的に大陸間の実力差を縮めてゆく――この大会を開催するにあたり、FIFA(国際サッカー連盟)はビジネスとは別に、フットボールの「第3世界」における競技レベルの向上という意図があったはずである。それ自体はとても素晴らしいことだし、実際にアルイテハドやサプリサなどは、その恩恵に浴することができたのも事実だ。問題は、すでにフットボールの先進大陸である欧州と南米が、今後もこの大会に参加することに意義なりメリットなりを感じるか、である。

 おそらくリバプールにしてもサンパウロにしても、この大会から得るものは、賞金以外はほとんどなかったのではないか。「地球一」という名誉? 大会の競技レベルを考えれば、これも怪しい。単純な話、この大会で彼らが準決勝で戦った相手よりも、チャンピオンズリーグやリベルタドーレスカップの準決勝で対戦したチーム(チェルシーやリバープレート)の方が、断然レベルが高かったはずだ。そう考えると、この世界クラブ選手権に対する眼差しが大陸ごとによって大きく異なってしまうのは、やはり避けられまい。

 6大陸のチャンピオンを同等に扱うことは、この大会を成立させる不可欠な条件である。それでも、大会のレベルの底上げがなければ、いずれ欧州や南米から「悪しき平等主義」という批判を受けることになろう。せっかく産声を上げた世界クラブ選手権を存続・発展させるためにも、他の4大陸の競技レベルの向上は急務である。(中略)


■第3回大会以降はリーグ戦で行われるべき?

 かくして、記念すべき第1回の世界クラブ選手権は、サンパウロFCの優勝で閉幕することとなった。最終順位は、1位サンパウロFC(南米)、2位リバプールFC(欧州)、3位デポルティボ・サプリサ(北中米カリブ)、4位アルイテハド(アジア)、5位シドニーFC(オセアニア)、6位アルアハリ(アフリカ)。もっとも、サプリサ対リバプール以外は、いずれも1点差のゲームであったことは、大会の今後を考える上で好材料であるといえよう。もちろん、スコア以上に試合内容で力の差が感じられることもあったが、それでもブラジルとルクセンブルクくらいの絶望的な差ではない。次回の大会では、1位、2位はともかくとして、3位以下が大きく入れ替わる可能性は十分にありそうだ。

 そんなわけで本稿を締めくくるにあたり、この世界クラブ選手権について、僭越ながら改善案をいくつか提示しながら、大会の行く末を夢想することにしたい。

 来年の第2回大会は、12月10日(日)から17日(日)まで、日本で開催される。だが、それ以外のことは、まだまだ「流動的」と見た方がよさそうだ。おそらく今回と同様、6チームで行われることになるだろう。が、オーストラリアが抜けたオセアニアの処遇、そして日本側がFIFAに強く求めることになる「開催国枠」が、果たしてどのような決着を見るのか、現時点で不透明な部分は少なくない。

 個人的な見解としては、「開催国枠」は受け入れられると見ている。問題は、その選出方法。常識的に考えるなら、前シーズンのJ1王者のガンバ大阪が選ばれるのが筋だろう。しかし、彼らはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場するわけで、もしそこで敗れてしまってから「敗者復活」的に出場するのは、やはり道義的に問題がある。よって「開催国枠」の問題は、ACLとの兼ね合いを十分に考慮しなければならない。

 では、第3回大会以降については、どうか。これも個人的見解であるが、どこで開催するにしても、やはりトーナメントではなく、リーグ戦方式を採用すべきだと考える。それも、8チーム参加で2つのグループでリーグ戦を行い、1位同士による決勝と2位同士による3位決定戦を行うのが理想的だと思う。2チームをどこで増やすかについては、単純に「開催国枠」と「前回優勝チーム」でよいと思う。この方式なら、観客は欧州や南米のビッグクラブや自国のクラブの試合を最低3試合、愉しむことができる。5位決定戦をやるくらいなら、リーグ戦を採用した方が、はるかに客も呼べるだろう。

 ただし、ここで問題となるのが、欧州や南米のクラブの過密スケジュールである。特に欧州のビッグクラブは、最大限に譲歩しても2試合付き合うのが限界だろう。さすがのFIFAも、ヨーロッパのカレンダーに口出しすることには慎重にならざるを得ない。欧州がヘソを曲げて参加を拒否したら、元も子もないからだ。


■「ワールド・チャンピオンズリーグ」への夢

 こうしてみると世界クラブ選手権は、まだまだ前途多難であるように思える。しかし一方で、今はまだ「海のものとも山のものともつかぬ」この大会が、実は途方もない可能性を秘めているように、私には思えてならないのである。すなわち、この大会は「ワールド・チャンピオンズリーグ」となり得るのではないか、と私はひそかに夢想するのである。

 ここでいう「ワールド・チャンピオンズリーグ」とは、現行の欧州チャンピオンズリーグの「世界版」である。つまり、今は6チームで行われている世界クラブ選手権が、その後、発展して、世界32チームによるリーグ戦&トーナメント戦によって競われるのではないかという、かなりSF的なイメージ。とはいえ、決してあり得ない話でもない。

 現状をかんがみて、その理由は2つ考えられる。
 まず、FIFAの戦略の変化。ワールドカップやコンフェデレーションズカップのような代表のカップ戦よりも、クラブのカップ戦にファンの関心が移行しつつある現在、FIFAとしては、世界クラブ選手権を継続・発展させていく必要に迫られるだろう。

 そして、もうひとつ考えられるのが、移動手段の発達。思えば、1960年代にチャンピオンズカップが急速に発展したのも、航空機の進化と普及があればこそであった。今後、20年、30年のうちに、成田とロンドンが6時間で移動できるようになれば、たとえば浦和レッズとアーセナルのホーム&アウエーは容易に行うことができるだろう。世界のサッカー・ピープルが、気軽に大陸を横断できるようになれば、こんなに楽しいことはない。21世紀初頭、資金集めのために毎年夏にアジアツアーを行っていた欧州のビッグクラブは、この頃には真剣勝負をするために来日することになるのだ。想像するだけでも、実に痛快ではないか!

 そういう夢のようなゲームを実現させるには、やはりこの世界クラブ選手権を、私たち日本のサッカーファンの手によって後押ししてゆくべきであろう。少なくとも私たちは、第1回、第2回大会の開催国に選ばれたのだ。この「海のものとも山のものともつかぬ」大会を生かすも殺すも、私たちも手腕にゆだねられているといっても過言ではあるまい。

 当連載において、私は今大会について辛口なことばかり書き連ねてきた、かもしれない。しかしそれは、前述の通り、この大会に大いなる可能性を感じているからこその苦言であったことは、どうかご理解いただきたい。実際のところ、この世界クラブ選手権が「ワールド・チャンピオンズリーグ」となるか、それとも「時代のあだ花」となるか――それは私たち「開催国」のファンの心意気ひとつで、大きく変わってくるのだと思う。


(私のコメント)
私は熱狂的な野球ファンでもサッカーファンでもありませんが、大きな大会は欠かさず見る程度のファンですが、野球やサッカーを通じて世界を見ると政治や経済や文化の違いも見えてくるから面白い。2002年のワールドカップの時はサッカーの事を毎日のように書きましたが、日本のマスコミがいかに韓国におべっかを使う存在であるかが分かって面白かった。

中国で行なわれたアジア杯では中国の観客の暴動で対日感情の悪さやマナーの悪さが浮き彫りにされた。スポーツ中継は実況生中継だからテレビ局で編集が利かないから、観客席を見るだけでもその国の国民性や経済状態がよく分かる。

トヨタカップはJリーグが発足する前から毎年見ていたし、トヨタカップはいずれは世界のクラブチームの世界一決定戦が行なわれるようになるだろうと書いた事がある。今年はその第一回大会ですが、やはり日本のチームが出ていないと観客動員が悪い。日本チームが出れなかったのはアジアクラブ選手権で負けたからですが、アジアは広すぎる。

Jリーグの過密日程をぬっての試合ではベストコンディションでは出来ないし、気候の違いや時差などもあって、ファンと言えどもなかなか応援に行けるような航空便や宿泊施設が整った国は少ない。日本で行なわれたクラブ選手権の試合でも観客は少なく、日本にとってはアジアは遠い国なのだ。

今回の優勝決定戦はリバプールFCとサンパウロFCで行なわれましたが、やはりヨーロッパと南米がレベルが高い。実力からいえばリバプールのほうが上なのですが、リバプールは試合が過密日程でとんぼ返りで試合をしなければなりませんが、二試合でもメンバーを大幅に入れ替えて試合をするなど、真剣なのかと思えるような体制だったのですが、それがたたってサンパウロFCに負けた。

それでも試合内容はリバプールが優勢でオフサイドの取り消しがなければリバプールのほうが勝っていただろう。テレビでスローで見ても判定が微妙で審判しだいで勝敗も左右されるのはサッカーの特徴だ。野球にしたってストライクとボールの判定などは主審任せだからおかしな判定がありますが、プロスポーツ文化が発達した国では主審の判定は絶対だとわかっている。

Jリーグについては発足当時の人気はなくなりましたが、実力は上がってきているから、いずれは本場のチームとも互角に戦える日が来るだろう。レベルが上がってくればプロサッカーリーグの人気も本物になって、日本も世界からスター選手を集めてJリーグもヨーロッパに負けないプロリーグになるだろう。そうなればヨーロッパのチームとタイトルを争って日本とヨーロッパを往復する機会も増えるだろう。

サッカーの世界から見ればアジアの国は遠くて中東などは直行便がなくて乗り継ぎで行かないといけませんが、ヨーロッパの主要国へは直行便で行けるし、飛行機が発達すれば数時間で行けるようになるだろう。まさに脱亜入欧で日本にとってはアジアは遠く欧州のほうが近い。この点では国際政治の世界とスポーツの世界とは違うのだろう。


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