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(回答先: もちろんライオンが交尾をして子を産むことも疑問視しております。 投稿者 BB 日時 2005 年 12 月 07 日 10:57:35)
なんですね、BBさんは
【BBさん】
『俺の思考は、それらの行為をすることを駄目だと否定しているのではなく、なぜ、世界のシステムが、そのような無常な現実が起こること(起こりえること)を作り上げた(インプットした)のか?という疑問を想起しているのです。』
この「システム」をちょうど映画マトリックスで「これは現実ではないな?」と感づいているようなスタンスに似てます。話が合いそうだなBBさんとは。
殆どの人は「本能だから」と実に素直に当たり前に受け入れてしまっている。しかしこのシステムは実におかしいのである。その「おかしさ」を感じる人間にとっては正にこの世のシステムは素直には受け入れられない代物だ。私の場合、その素直に受け入れられない結果が山奥でのホタテ(間違えた、これは好物、バター焼きが旨い)もとい、掘っ建て小屋で隠遁生活を送るようになった理由の一つでもある。
あらゆる生き物を、そして人間も本能で行動を自動選択させるという「この世のシステム」で生かされている動かされているということは、お釈迦様の掌で踊りを踊らされているに等しい。問題はこの御釈迦様の「魂胆」が何か?ということだ。
普通に、こういう問題を机の前に座り、「う〜ん」と力んで考えても答えなど出る問題ではない。システムにまともに逆らうのではなく、システムの特殊な領域の性質を利用し、また弱い部分をさらに拡大させることで歪みを発見する(周辺部分はシステムの詰が甘く、歪みを発見しやすい)・・・・・・などと密かに狙っている。これは思考では無理で嗅覚が必要(ニーチェ流)。・・・・・じつにワケワカメの話でしょう?
こんな話、ワケワカの人が大半だろうけど、一晩、窓から差し込む哀しげな月明かりに満たされた小さな掘っ建て小屋にある囲炉裏を囲み、赤くなった炭の色とその微かな炎を眺めながら、鮎の塩焼きや五平餅をかじりながら酒を呑みじっくり語り合えば通じるかもしれない。いや通じる通じないなど二の次三の次だ。こういう「時」の共有が素晴らしい。
システムを眺めるには都会の中に居ては眺めることは難しい、飲み込まれてしまい「当たり前」のこととして受け入れてしまうことに疑問すら感じなくなってしまう。都会の真ん中の高層ビルマンションの最上階から夜景を一望しこの世がわかったような気になってしまっていても、それはマトリックスの中の出来事に過ぎない。その点、山の中の静寂と月明かりと囲炉裏の炭火の微かな炎の神秘さはマトリックスのシステムの僅かな歪みを感じる感性を増幅してくれる・・・そんな気がしている。
とかなんとか言いながら、愛する人と、囲炉裏で向き合い、今夜も近くの渓流で吊り上げたアマゴの塩焼きでも食べることにしよう、こういうシチュエーションでは日本酒とか焼酎なんだろうけど、季節柄スパークリングワインかな(笑)