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もう 日本では 自殺は、珍しい 出来事ではない
http://www.asyura2.com/0510/idletalk16/msg/279.html
投稿者 死ぬまで生きる 日時 2005 年 12 月 04 日 11:47:23: utLJNUmqLELy.
 

全く個人的な話ですが、昨日、二十数年ぶりで友人と会いました。
当然、昔の友人たちの安否話になったところ・・出てくるわ〜くるわ〜 次々と訃報話が・・それも自殺者が驚くほど多く・・  また、精神 を病んでいる(傷めている)輩の なんと多いことかと いまさらながら 驚きでした。 

もう 日本では 自殺は、珍しい 出来事ではないですね。←これって、異常ですネ。

年代・職業・男女別 自殺者年度推移
http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm


借金自殺の統計(吉田猫次郎)
http://www.nekojiro.net/jisatsu/jisatsu3.html

(貼り付け開始)
<2005年 自殺者統計> 2005年6月3日  約1年ぶりに更新

(朝日新聞2005年6月2日記事より) 昨年1年間に負債や生活苦など「経済・生活問題」が動機の自殺者は7947人に上ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。前年より950人減ったが、最近3年は7000人を超え、景気低迷を裏付ける格好になっている。自殺者の総数は前年より2102人減ったものの、3万2325人に上り、7年連続で3万人を超えた。/動機は、遺書や家族の話などをもとに警察が分類した。/経済・生活苦による自殺は97年までの約20年間は1000〜3000人で推移していたが、経済成長率がマイナスに転じた98年から倒産や失業による自殺が急増し、高い水準で推移。自殺者全体の数を押し上げる結果になっている。/内訳は負債が4338人で最も多く、生活苦1237人、事業不振912人、失業556人、就職の失敗192人、倒産79人と続いた。/そのほかの動機は、病苦などの「健康問題」が1万4786人で最も多く、「家庭問題」が2992人、仕事の失敗など「勤務問題」が1772人、「男女問題」が773人、「学校問題」が214人だった。/人口10万人当たりの自殺者数(自殺率)は、前年より1.7人減の25.3人。年齢別では、各年代とも前年より数%ずつ減少。60歳以上の1万994人に続いて、50歳代が7772人、40歳代が5102人、30歳代が4333人、20歳代が3247人となっており、高い年代ほど多かった。小中学生の自殺者は80人(同13人減)、高校生は204人(同21人減)だった。/自殺者数は、厚生労働省が1日に発表した04年の人口動態統計にも盛り込まれており、死因の6位で3万227人だった。警察庁のまとめより2098人少ないが、統計の取り方が厚労省は日本国籍を有する日本人に限定しているのに対し、警察庁は外国人を含むなど違いがある。 (引用元→ http://www.asahi.com/life/update/0602/004.html )

・・・7年連続で3万人超です。借金苦・経済苦による自殺は、統計に出ているだけで8000人近くもいます。交通事故死並みの数です。統計に出ているだけでですよ!? 実際には、遺書のない自殺や未遂や失踪など、統計に出ないものも入れるととんでもない数になるでしょう。

ウチに相談に来る経営者の方の中にも、自殺未遂を実行したことのある方が大勢います。たとえば、関西在住のある方は2004年某月に手形不渡りを出して首吊り自殺を試み、首に縄がグイっと締めこまれた時に運良く縄が切れて奇跡的に死なずに済み、その翌日にご家族が猫次郎の本を紀伊国屋書店で見つけて、わざわざ東京まで相談に来られました。私が面談した時には首に縄の跡がくっきり残っていました。2005年の現在では非常に元気で、不渡りを出したものの倒産せずに事業を継続しており、自殺未遂を笑い話にできるぐらいに回復しました。・・・しかしこれは運の良い話であり、毎年何千人もの方が借金苦でどうしていいかわからず自ら命を絶っているのが現状です。

生命保険会社にとっても、自殺は悩みの種です。商法では自殺者には生命保険金は支払ってはいけないことになっていますが、生命保険会社各社は、特約をつけて条件付きで自殺でも保険金を支払ってきました。条件というのはおもに、「保険契約して2年以上経過していること」というものでしたが、あまりにも自殺者が多いので、生保会社はこれを見直し、2005年4月から「契約後3年以上」とすることにしました。

こんな統計もあるので紹介します。
『厚生労働省・自殺死亡統計の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/ 』


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<2004年 自殺者統計> 2004年7月23日  2年ぶりに更新

今年も警察庁の自殺者統計発表がありました。(7月22日) 昨年1年間の全国の自殺者は3万4427人で、前年より2,284人(7.1%)増え、統計を始めた1978年以降最多になったことが22日、警察庁のまとめで分かりました。 働き盛りの40、50代の男性を中心に「経済・生活問題」が動機の自殺が激増、初めて8000人を超えました。
動機別では、借金や生活苦、失業、事業不振など、経済的な問題で命を絶った人が、4、50代の働き盛りの人を中心に前年より千人近く増え、8,897人にも達しました。
都道府県別では、最も多かったのが東京(2,967人)で、続いて大阪(2,180人)、北海道(1,745人)、神奈川(1,640人)、愛知(1,633人)の順でした。逆に少なかったのは鳥取(172人)で、次いで徳島(204人)、香川(258人)の順。
ちなみに、上記の自殺者の34,427人というのは、死亡診断書に「死因=自殺」と書かれた人数でカウントされた人数です。実際にはこのほかにも、自殺だと思われるが遺書がなく死因が不明のもの(急性心不全などと書かれることが多い)が数千〜万単位でいそうです。(死亡者の総数は年間約100万人)
さらに、統計に出てこない部分では、自殺未遂者がこの倍ぐらいいてもおかしくないのでは?と推察されます。
また、自殺に走らない代わりに、失踪やホームレス、犯罪などに走る人も、自殺者並みかそれ以上に多いかもしれません。ちなみに、総務省の平成14年の統計によると、ホームレスは推定336万7千人 (路上生活者7万5千人、車上生活者23万6千人、廃屋生活者5万6千人)、完全失業者348万人、生活保護世帯数88万3千人、刑務所収容者数 8万2000人(収容率113%)、精神疾患387万人、という数字が出ています。この中にも、借金苦が原因でこのようになってしまった人は相当多いことでしょう。
海外諸国と自殺率を比べてみても、日本はトップレベルです。 が、年齢層別に比較してみると、日本の10−20代の自殺率はアメリカよりも少ないのに、中高年層の自殺率は世界中で日本がダントツに高いという統計も出ています。
総合してみると、借金苦による自殺者の数は、警察庁の統計の8000人よりもはるかに多い1万人以上ではないかと思われます。これに自殺未遂者を加えると・・・ちょっと想像がつきませんね。3万人か5万人ぐらいいるかもしれません。
私は借金自殺者の遺族や自殺未遂経験者と接することが多いですが、実感としては、これらの統計数字よりもはるかに深刻だと思っています。そしてその原因は、景気の低迷などよりもむしろ、以前からここで書いているように、「無知・無防備」 によるもののほうが大きいような気がします。 日本経済の底辺を支えている零細企業・個人事業の経営者のほとんどは、経済危機に瀕したときの自己防衛策を知りません。学校でも教えてくれませんし、周囲の仲間にも聞きづらいのが実情です。 何度も書いていますが、日本では借金の話題とセックスの話題はどこでもタブー視されがちで、学ぶ機会がありません。 悩んでいる人は数え切れないほどいるのに、相談できる場所がありません。 相談場所も情報源も数年前に比べてだいぶ増えてきましたが、それでもまだまだ量質ともに十分とはいえません。これが最大の問題だと(私は)思っています。

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<2002年 自殺者統計> 2002年7月30日 更新

警察庁のまとめによると、2001年度の全国の自殺者は3万1042人で、過去最悪だった2000年と比べると2.9%減少したものの、4年連続して3万人を超えたそうです。これは同年の交通事故死者(8747人)の3.5倍にも達する数字で、言い換えれば、自殺で死ぬ人は交通事故で死ぬ人の3.5倍も多い!ということです。
このうち遺書を残したのは9115人。 原因を分析したところ、一番多かったのは「健康問題」で40.1%。 次に多かったのが「経済・生活問題」で31.5%、 内訳は多い順に「負債」「事業不振」「生活苦」「失業」「就職失敗」「倒産」と続きます。 つまり「経済・生活問題」のほとんどが、借金苦と何らかの関係があると言えますね。
自殺者の総数は前年比ではやや減少しましたが、借金やリストラなど 「経済・生活問題」 による自殺は、なんと過去最多を記録しました。 このうち85%は40歳以上です。
男女別では、男性が71.3%を占めました。 年代別では、60歳以上が1万891人で最多です。 次いで50代が7883人、40代が4643人。 19歳以下は586人で最少でした。
職業別では、無職者が1万4443人で全体の46.5%と最多。 次いで、サラリーマンや公務員、自営者、主婦、学生、管理職と続きます。
警察庁が統計を取り始めた1978年から97年までの間は、自殺者は2万人台の前半でしたが、98年に初めて3万人を突破。 99年には過去最高の3万3048人を記録しました。 経済苦による自殺者は、言うまでもなく過去最多の異常事態です。
上記の数字を自分なりに簡単に分析してみると、自殺者31042人のうち31.5%が経済・生活問題(=経済苦)で自殺しているということは、大まかに言って、1年間に9778人の人が経済苦で自殺しているということになります。 これを1日で割ると、なんと、毎日26−27人の人が経済苦で自殺しているということになります!!!
リストラを恐れて「過労」し、その結果「うつ病」になり、そしてとうとう「首吊り自殺」 に至るというケースが、先日の読売新聞に掲載されていました。 この方の手帳には、「あまりにも大きなものを抱え込み過ぎて、どうにもならなくなってしまった。うつ病と診断されたことがショックだった」 と走り書きがしてあったそうです。 奥さんはそれまで、夫の病のことは全く知らなかったそうです。 嗚呼・・・

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<借金苦で自殺する人の数> 2001年1月更新

警視庁の発表によると、平成11年の自殺者は33,047人で、このうち「経済・生活問題」が原因で自殺した人が6,758人を占めています。
これは昭和50年代の実に5倍(正確な数字は忘れました)にのぼり、交通事故による死者(年間1万人前後)にせまる勢いです。
ここまでくると、交通事故並みかそれ以上の深刻な社会問題です。 しかし、それにもかかわらず、マスコミも警察も本腰を入れて取り上げようとはしません。 是非本腰を入れて取り上げてもらいたいものです。
(貼り付け終了)

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