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「なくて」と「なく」の違いが、わかりました。
省略形などでは、ありませんでした。すみません。
接続詞の「〜て」は、中止形 という形があり、それが、「なく」の表現です。
普通の「〜て」
* ・・・・は 誰にでもあてはまるのではなくて、(・・人の名前・・)に共通の特性 かもしれない。
「〜て」の中止形
* ・・・・は 誰にでもあてはまるのではなく、(・・人の名前・・)に共通の特性か もしれない。
です。上の文は否定形ですが、もちろん 中止形は肯定文にもあります。
前節の述語が形容詞と動詞の時に、つけられます。
* 牛乳パックを使い(使って)、おもちゃを作る。(動詞)
* この映画館は広く(広くて)、新しい。(形容詞)
中止形と普通の形との違いは、意味においては、ほとんど違いはなく、中止形の方が 書き言葉的だ ということです。
又、二つの節の主語の一致ですが、「〜て」接続詞でつながった文は、意味から、いくつかに分類されます。
付帯状況、手段、継起、原因と結果、並列 です。
主語が必ず一致しているのは、手段です。(普通、主語は書かれていません)
ただ、ここで、問題となっている上記の文は、意味から、主語は一致しているべきだと思います。(一致しています。)
参考文献: 日本語の文法 (アルク)
日本語文法ハンドブック (スリーエーネットワーク)