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(回答先: 「今」を生きている人というのは、稀だと思います。 投稿者 BBマーク 日時 2005 年 11 月 28 日 22:51:31)
BBマークさん、どうもです。
>(そもそも「今」を“生きている”という表現方法すらも、どこかおかしな表現方法
>だなあとも思ってはいますが・・。)
過去を生きてきたひとや未来も生き続けるであろうひとはいますが、過去を生きてるひとも未来を生きているひともいません。
ひとは「今」を生きているだけです。
>現在の生存条件を少しでも良くするために動くのは、「今」を生きている人ではあり
>えないと思います。
>何かを良くしようとする欲求は、「過去」の経験や知識に依存しており、またそれは
>「未来」に対するものだと思います。
>改良を追求する政治運動は、結果として、そういう政治運動をやらなくても済む現実
>を求めているのであり、「未来」にそれが可能であろうから、「今」は政治運動して
>いるのであって、良くなっているのは「今」ではなく「未来」であって、もし「今」
>を良くしたいと思う「今」に生きている人なら、政治運動は決してしないでしょう。
おっしゃりたい趣旨はわからないではありません。
「過去」の経験や知識をもとにものごとを考えたり判断するのも「今」=生身の自分であり、過去の自分ではありません。
「未来」に対するものとして何かを良くしようとする欲求やそのためにどのような政治判断を良とするかも、「今」=生身の自分が行うものです。
過去も未来も「今」にとってのものであり、連続性の「今」を生き続けているのが人です。
なお、政治運動には投票行動も含まれますから、「今」を良くしたいと思う「今」に生きている人も、少なからず政治運動をしていると思いますよ。
(政治組織に加盟したり、政治的主張を公にしたり、ビラ配りやデモをすることだけが政治運動というわけではありません。投票行動さえしなくとも、政治を考えるだけで政治活動です)