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(回答先: Re: 日本社会は相撲を見本にするべきだ。 投稿者 生成発展プログラム 日時 2005 年 11 月 27 日 09:49:29)
小生も最近の大相撲には注目している口だ。
現在、大相撲は反グローバリズム的視点から見ても、カルチュラルスタディーズ的視点から見ても、とても興味深い状況にある(つい最近まではファミリーロマンス的視点だったが)。
「観客動員数の激減」といった視点から大相撲を見るのは、現状ではもっともつまらない見方である。
以下は、日本相撲協会のサイトから、外国人力士をひろい出したものだ。
見事に反グローバリズムというか、日本ではマイノリティに属する国家、地域出身者で占められている。
大相撲というもっとも伝統的、儀礼的、民俗的スポーツに、こうしたマイノリティ国家・地域出身者が参加していることも興味深いが、少し前まではハワイ勢が上位を占め、現在の期待の星は、モンゴルとブルガリア出身者だ。
ここまできたら、反グローバリズム的指向をさらに押し進めて、チェチェン出身者、チベット出身者、アフガン出身者、イラク出身者、バスク出身者、北朝鮮出身者を受け入れ(たぶん死にものぐるいで稽古に精を出すだろう)、世界にも突出した反グローバリズムカルチャーを形成するのも悪くないのでは・・・などと考えたりしているのだが。
朝青龍:モンゴル・ウランバートル(モンゴル出身力士は序二段まで含めて34名)
琴欧州:ブルガリア・ベリコタロノボ
黒海:グルジア・トビリシ(グルジア出身力士は序の口まで含めて2名)
露鵬:ロシア・ウラジカフカス(ロシア出身力士は三段目まで含めて5名)
春日王:韓国ソウル(韓国出身力士は序二段目で含めて2名)
把瑠都:エストニア・ラクヴェレ
風斧山:カザフスタン
南乃島:トンガ(トンガ出身力士は三段目まで含めて2名)
孝東:ブラジル(ブラジル出身力士は序二段目で含めて2名)
仲の国:中国(中国出身力士は序二段目で含めて6名)
舛東欧:ハンガリー
※とくに記述がない国は1名のみ