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(回答先: アメリカは近い将来世界の富を吸収するだろう 投稿者 piyopiyo 日時 2006 年 2 月 26 日 20:12:22)
piyopiyoさん、
レスが遅くなってすみません。
>みなアメリカの某かの魅力に負けてしまうのです。
たぶん魅力なんかじゃないと思いますよ。
まあ強いて言えば、お金でしょう。
アメリカの魅力というよりは、お金の魅力でしょうね。
アメリカが、政治・経済戦略で、アメリカにお金がめぐっていくようにしているのでしょう。
日本は政府がアメリカにお金が流れるようにしています。
より具体的には、
「株価至上主義経済〜その下で人間社会はどうなるか〜」(鎌倉孝夫著、御茶ノ水書房、2005)p46によると、
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日本銀行はブッシュ政権の要請に即した形で、金融量的緩和を一段と進めることを決めた(2002年10月30日)。
それまで月一兆円買上げている長期国債の買入れ額を2000億円増やし、日銀当座預金残高を15〜20兆円程度に増やそうというのである。
日銀は、企業の円滑な資金繰り支援による金融機関の不良債権処理の推進のため、といっているが、すでに01年3月から開始された金融量的緩和策は、円価値低下(円の信用力低下による円安)を招いたけれども、あり余るマネーは、国内の実体経済ーーそれに関わる企業に回らず(むしろ貸しはがしによってかえって減少している!)、国内的には日銀ー市中金融機関の国債キャッチボールに使われ、そして結局アメリカに吸収されて、ドル価値を支え、アメリカ経済の崩壊回避に使われるのである。
日銀による一層の金融緩和は、日本経済再建を支えるものというより、すでに崩壊が始まっているアメリカ経済を支えるための政策というべきである。ということは、「国民経済の健全な発展に資する」責務の放棄であり、まさに通貨発行主権の喪失だ、といわざるをえない。
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ということです。
より詳しくはこの本をお読みください。
いかに日本が、特に小泉政権になってから、売国政治を行っているかを、金融の面から
非常に詳しくかつ比較的わかりやすく説明してあります。
読んでたら心底腹が立ってきますけどね。