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つい最近まで、Kは「情けは人の為ならず」ということわざを「情けをかけすぎると、その人の成長を妨げる事にもなる」というような意味だと思っていた。
で、ことわざ辞典なるもので何気なく見ていたら「情けは他人の為ではなく、めぐりめぐって自分の為になる(つまり、他人の為ではなく、自分のためにも他人には親切に接しよう)」という意味だと書いてある。
結構ことわざには強い方だという自信がアッサリと崩壊して、Kは自分のアホを再確認したわけである。
思い込みというのは、どこに転がっているか分からない。Kは完全に勘違いしていたのである。
少し、気が付いた事がある。権力者というのは「国民を私有物」と考えるという部分がある。それは、自分の子供を自分の所有物と考える親と同じようなものであろう。
で、今回、間接金融(銀行などを経由しての事業金融)から直接金融への方向転換を政府は誘導している。金利ゼロ政策の一方で「ペイオフの実施・政府保証の郵便貯金の民営化」などは間接金融を事実上見切らせようという政策である。農協などにもメスを入れるようである。
で、政府は何を考えているのかなぁ〜?などと考えてみたりする。
昔、権力者は「コロシアム」で強者に殺し合いをさせて「見物」を楽しんだ事がある。
生き残った勝者には「美酒を与える」という誘いに吊られ、幾多の強者が死んでいったわけである。
証券市場で勝ち抜ければ「巨万の富を得る事も夢ではない」という誘いに吊られ、多くの「自分の知恵に自信のある人が、証券市場に参加している」
これって、大昔のコロシアムと本質的には同じではないだろうか?権力者は「その戦いを見物して楽しんでいる」のではないだろうか?
時代は繰り返すという、大昔コロシアムで殺し合った強者を考えれば、多くの人が「愚かな行為をした物だ」と考えるのだろうと思う。しかし、今現在、証券市場での知恵の戦いと形は変えているが、同じような「相手を破滅しさせて、美酒に酔いたいがための戦い」が繰り広げれている。
このような事を、多くの国民は支持しているのである。
愚か者でも気づき自嘲すれば、少しはマシになる。気づかなければ、何時までも愚か者のママである。