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(回答先: フロイトについて、より、端的には、「コンプレックス」理論をゴミ箱に捨てるべきだ。 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 11 月 24 日 15:01:53)
http://www.sky.sannet.ne.jp/mikeneko/psychology/learning02.htm 〜環境への働きかけ〜 私たちの学習した行動は、前述の古典的条件付けのように外からの刺激のみを 元に学習したものばかりではありません。むしろ、私たちは環境に働きかける 行動のほうが多いでしょう。例えば、「水を飲むこと」にしても水道の蛇口をひねるという自発的な行動から水を得ていますよね。 このような、「蛇口をひねる」という行動に対して、「水を得る」という報酬 があれば、その行動(「蛇口をひねる」)は誘発しやすいことは何となく想像がつきますね。他にも、犬をしつけることも同じです。「おすわり」ができた らエサを あげることは、「おすわり」という自発的行動に対してエサという報酬を与えることで学習したと言えます。 このような学習を オペラント条件付けと言います。 そのことを証明する実験を次に紹介しましょう。 〜スキナー箱〜 このようなオペラント条件付けの研究は前述の ソーンダイクの試行錯誤研究が初めてですが、オペラント条件付けを提唱したスキナーの使ったスキナー箱の実験を紹介します。 スキナー箱は、まあ、箱なんですが、中にはレバーがあってそのレバーを押すとエサが出てくる仕掛けになっています。そこにネズミを入れます。 ネズミをそのうちお腹がすいてくるわけですが、レバーを押すとエサがでるなんて知らないですから、空腹のままうろうろしてます。そのうち、偶然レバーをさわって押してしまいエサを得ることが一時間に数回はあります。 はじめのうちは、ネズミはわけがわからずエサを得たわけですが、何回か偶然にエサを得るうちに、レバーの押せばエサがもらえるということを学習し、だんだんレバーを押す回数が増えてきます。このようにして、条件付けがされていくわけです。 〜強化〜 ここで、レバー押しに対してエサを与えることを強化と言い、エサ自体(報酬)を強化子と言います。何気ない行動でも、その行動に対して繰り返し強化をすると、その行動は学習されます。人間の行動で考えてみると、 子どもが「おもちゃ買ってー!!」と泣き叫ぶ 親が仕方なく買う(強化) また、子どもが「おもちゃ買ってー!!」と泣き叫ぶ 親が仕方なく買う(強化) が繰り返されると・・・・、子どもは「欲しいときは泣き叫べば買ってもらえる」と学習しちゃうかもしれません。 まあ、この程度ならいいのですが、問題行動を起こす子どもには、物を壊す→怒られる(親にかまってもらえる=強化子)という図式が成り立っていることも考えられるでしょう。こういうよくない学習も成り立ってしまうこともあります。 |