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(回答先: 政府債務残高を減らすという政策目標は、現実をまともに考慮していない空理空論 投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 11 日 16:40:05)
政府債務残高を減少させるための数値に誤りがありましたので、お詫びして訂正させていただきます。
【誤】
「なぜなら、政府債務残高を減らすということは、この間の年間赤字国債発行高35兆円に相当する歳出がなくなるだけでなく、そこからさらに1円でも歳出を減らさなければならないわけだから歳出規模が47兆円程度まで縮小することを意味し、その結果、GDPはおそらく60兆円ほど減少することになるからである。
60兆円のGDP縮小は率にして12%であり、この10年間でさえ経験したことのない未曾有の大不況に見舞われることになる。
そのような大不況は、破綻する供給主体(企業)の続発や生き残りを賭けた供給主体の首切り爆発を招き、さらなる不況へという悪循環に陥れることになる。
そして、政府の税収も大きく減少する。」
まともに考えずに数字を提示したことをお詫びします。
政府債務残高を減少させる条件は、赤字レベルが償還金額を下回るというものなので、償還金額(今年度であれば11兆円で徐々に増加)以内の赤字財政は許容できる。
【正】
「なぜなら、政府債務残高を減らすということは財政赤字が毎年の国債償還金額以内に収まらなければならないということであり、赤字国債発行高は11兆円以内となり、35兆円から11兆円を差し引いた24兆円相当の歳出がなくなるわけだから、歳出規模が58兆円程度まで縮小し、その結果、GDPはおそらく40兆円ほど減少することになるからである。
40兆円のGDP縮小は率にして8%であり、この10年間でさえ経験したことのない未曾有の大不況に見舞われることになる。
そのような大不況は、破綻する供給主体(企業)の続発や生き残りを賭けた供給主体の首切り爆発を招き、さらなる不況へという悪循環に陥れることになる。
そして、政府の税収も大きく減少する。」