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(回答先: Re: 観測も認識主体の主観というなら、あっしらさんにとって客観とは何ですか。 投稿者 南青山 日時 2005 年 11 月 09 日 12:06:28)
>あっしらさんは「天体の動きも、運動や時間・空間といった概念(主観)や視点の選
>択次第で違うように解釈(説明)できるものである。」と書かれていますが、あっし
>らさんにとって(主観に対峙するものとしての)客観とは何を指していますか。
>主観の積み重ねで客観を証明できるとお考えですか。
「梵我一如」的な認識=存在論を尊重し、主観と客体の一体的関係性こそが認識の基礎だと思っていますので、主観と対立(対峙)する客観という概念の必要性を認めていません。
ですから、主観の営為の積み重ねで認識対象に関する理解や説明性が高まるとしても、主観から独立したものとしての客観を証明できるとは考えていません。
念のため、主観だから何でもアリという話ではなく、共有する認識対象の状態や変化に関する説明妥当性・論理整合性・明晰性などで説明体系の優劣はあると思っています。
(パラダイムが異なるものでのそのような優劣比較はあまり意味がなく、パラダイムそのものの受容・非受容が問題になると考えています)
※
>>観測も、認識主体の主観であることは自明である。
>まず、ガリレオは自分自身の観測を主観による観測とは考えていなかったと思います。
私の判断は、ガリレオの判断を問題にしたものではありません。