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(回答先: 政府の役割は富の再分配 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 11 月 05 日 00:07:57)
ワヤクチャさんは、原点的な「社会民主義」というか「社会主義」を標榜する政府を望んでいると受け止めました。
>政府の役割は富の再分配
>市場原理だけでは富の一極集中が起こるので、集中した富を税金という形で徴収して
>貧乏人に分配するというのが政府の役割です。
徴税を通じて政府が富の再分配をするのなら、所得ベースで僅少の差になるような政策を実施し税率は一律というものでもいいのじゃありませんか?
>「低所得者層の生活の底上げ」の為の施策をやっていけば概ねいい結果が得られるで
>しょう。
この考え方には同意しますが、その方法が他の所得層からの徴税強化ならば、あまりいい結果は得られないと思っています。
政府債務の履行のために徴税規模を増大させなければならないのなら、高額所得者向け課税を強化することに異存はありませんが、「低所得者層の生活の底上げ」を目的にするのなら、低所得者層の所得額の増加を第一義的に考えるべきです。
>資本を集中して何かを行うのでは無く
>有意義な課題遂行の為に資本を集めるという順番で発想すべきです。
>つまり、消費サイドから逆に生産の目標を打ち立てるという事です。
>私は生活協同組合の発展でこれができると考えております。
>政府は生活協同組合支援をもっとするべきだ。
国民があまねく生活協同組合のネットワークに入れば、需要が見える(要求が出てくる)ので生産計画がスムーズに立案でき合理的効率的に生産(供給)ができるということでしょうか?
そうであるならば、現在でも民間流通業と消費財供給主体のあいだも受発注管理で需要が見えますから、まとめる手間はかかるとしても状況はそれほど変わりません。
(消費者の要求も読み取ったり聞き入れています。そういう企業が業績を拡大しています)
実物経済の消費財については、既に、消費サイドの情報をもとに生産の目標が立てられていると言えます。
生活協同組合が大きく発展すれば、家族経営や寄り合い商店は、スーパーの発展と同じように経営が疲弊したり店をたたまざるを得なくなるはずです。