非同一的なものの力から、すなわち、
人間のうちにある自然から出てくるのだとアドルノは考えていた。
その力は、子供の頃のうちにもっとも偽りない姿で現れる。
この「子供の頃の衝動」(認識論入門講義143P)に忠実であり続ける人は、
理性自体が衝動から分かれ出てきたもので自然の要素であると自覚しているおかげで、
自発的かつしかも同時に理性的に考え行動できる、というのである」
(R・ヴィガースハウス「アドルノ入門」)
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