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(回答先: 不安定期に法律家が仕事にあぶれることはありません。だからこそ、弱者を擁護するという本来の仕事を忘れないでいて欲しいと 投稿者 乃依 日時 2005 年 11 月 02 日 14:11:44)
法律の条文そのものは誰にでも平等だが、条文の解釈次第でどうにでも変わる。ハンセン病の韓国人患者と台湾人患者が提訴した二つの裁判について、正反対の判決が出たのはその為だ。
しかし一方を「正当」、一方を「不当」と決めつける事は出来ない。あくまで個々の裁判官の解釈の違いによるものであって、被告・原告の立場を、善悪を基準にして決めているのではない。
法律は「弱者を救う為にあるのでは無い」ということ。
世の中は「善と悪」の対立だけではなく、「善」対「善」、「悪」対「悪」の対立の方が多いのだ、ということ。
「悪い」のは向こうだ。だから自分は「正義」なんだ、という善悪二元論では却って物事の本質が見えなくなる。