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http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/17/20051017000011.html
法頂和尚が16日午前、ソウル・城北(ソンブク)洞・キルサン寺(住職:トクジョ和尚)で行われた秋の法会で「曲線の醍醐味」をテーマに法門を行った。
この日、庭に美しくコスモスが美しく咲いたこの寺で、法頂和尚は現在暮らしている江原(カンウォン)道の山奥の話をした。
「秋にはすべてのことが透明になります。日差し、空気、風、水、木がすべて透明です。山で暮らす私たちのような人たちは耳がよいので、部屋の中にいても落ち葉が風に舞う音、草の種がはじける音、リスが木の実をくわえて走る音まで聞こえます」
法頂和尚は「曲線の醍醐味」をテーマに、現代社会のせっかちさ、生命軽視、物質主義に対し警告し、「直線ではなく曲線の余裕で生きていこう」と話した。
また、「直線は性急、冷酷、非情さが特徴だけれど、曲線は余裕、認定、風雅という性質を持つ」とし、「今日、私たちが余裕を持って生きていくことは、一世代の前の人々が、自分たちの置かれた厳しい状況に耐え、待つということを知っていたお陰」と話した。
「男女の愛もお互いに慣れる時間、蒸らす時間が必要であるもの。最近は美味しいと評判の食堂でも十分に蒸らしたご飯はなかなか食べられない」とし、「すべてのことを1度に成し遂げようと急いではならない」と話した。
忍耐の弱さが交通事故による死亡者より多い自殺者を生み、堕胎が1日平均1000人におよぶなど命を軽視する因果応報となっていると話した。「私の因果応報の結果が現在のこの姿」とし、「地震、ハリケーン、台風など、最近発生している地球上の災難の数々も、傲慢な人類に対する警告と受け入れるべき」と強調した。