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(回答先: もし日本が陸続きなら、意識も異なった筈 投稿者 kokopon 日時 2005 年 10 月 09 日 12:57:43)
>kokoponさん ご意見には感謝しておきます。
しかし、Kは前々から主張していますが、侵略に対する防衛(軍事力強化)という意味で主張をしている訳ではありません。
「どこかの国が攻めて来たらどうする?」という問いには「どこの国が何を求めて、経済制裁を覚悟で日本に攻めて来るのか?」と思うからです。以前のソビエト連邦ならば「南下政策によって攻めてくる可能性」はあったでしょうが、周辺国の独立を許さざるおえないロシアでは役不足でしょう。
中国が北朝鮮が「核を撃ってくる可能性はゼロではない」でしょうが、侵略のためではなく、日本抹殺のためという意味合いでしょう。これを防止するには「相手に脅威を与えない」政策が必要です。自衛隊を増強するのは逆効果かもしれません。
Kは「核武装すべきだ」とも主張していますが、それは「それが結果的に防衛費が一番少なくすむのではないか?」と思うからです。「世界が日本は核を持っている」と思うことが抑止力になり、手を出さない事に繋がるからです。実際には機能しなくても、ハリボテでも良いのですが、一種のお守りによって、攻められるという不安の解消になり、防衛費は抑制できる気がします。
で、Kが問題にしているのは「少子高齢化」と「財政問題」です。
1000兆円を超えるといわれる国家の赤字をもう少し真剣に何とかしようという意見が出てこない事に対して問題提起している訳です。
これは単純に考えれば「増税が手っ取り早い」のでしょうが、収入が減り、過密労働から過労死に向かっている庶民労働者にとって「増税されれば生活ができない」という面もありますから、もっといい方法はないか?と問題提起しているのですが、どうも「現実を直視するのが嫌い」という見方の人がいるのです。
日本には「不幸な予測をするとそれは実現する」という考え方があり、それによって「結婚式のときに分かれる切れるは禁句」とか「受験のとき滑る落ちるは禁句」というような「意味のない迷信」のようなものが存在します。それと同時に「死体などの見て気分の悪くなるようなものは隠す」とか「身体障害者の身内を座敷牢とか施設に入れて、あたかもそのようなものはない」とするような習性もあります。
この習性が「危機意識の欠落」に影響している気がします。