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ロシア革命 http://www.kaho.biz/russia.html
上記は縄文ビトがあっしらさんとのリターンの中で書き込みました、ロシア革命のアドレスです。私は10時間以上夢中になって一気に読んでしまったぐらいすばらしい文章です。内容がどのようなものなのかを少し引用して見ます。
そこに、ボリシェヴィキの指導者レーニンが亡命先のスイスから帰国してきた。彼は戦争の継続には絶対反対であった。
そもそも今回の「第一次世界大戦」とはいかなる性質の戦いであるのだろうか? 「資本主義」とは、中小ブルジョアの競争及び民主政治によって発達するものではあるが、これがある段階に達すると、ごく少数の巨大企業群による寡頭支配へとその姿を転換する。彼等は強大な軍事力をもって原料資源産地と製品販路を植民地化し、高度資本主義国同士でそれを争奪する。第一次世界大戦とは、かような「帝国主義戦争」に他ならないのである。レーニンは、この段階におけるプロレタリアートは戦争に絶対反対でなければならないと考えた。確かに戦争というものが全国民に一種の高揚感・一体感をもたらすのは事実であるが、それも長期戦化に伴って次第に萎縮し、戦争によって直接利益を被るブルジョアジーと、戦場で戦わされ生活を切り詰められるプロレタリアート・農民大衆との対立が激化することになる。もしここで戦争終結を強く唱えれば、自国人民のみならず、交戦国のプロレタリアート、植民地の被支配階級までもを強力な味方とすることが出来るのである(註2)
註2 この「被抑圧民族の革命への動員」はスターリンの発想である。各地で虐げられる諸民族はボリシェヴィズムという紐帯によってのみ(民族ごとの利害を超えて)連帯し得るのである。スターリンはかような民族問題の研究によってレーニンに重要されたが、それはスターリン自身がグルジア人の貧しい靴職人の子として生まれ、帝政ロシアの民族的抑圧(学校におけるロシア語の強制等)を肌で感じて育ったからに他ならない。(共産主義の系譜)
ロシア革命とは何かを知るのには非常に参考になります。