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(回答先: 医療とは？？→それこそ官業化すべき職業かと 投稿者 日 日時 2005 年 10 月 04 日 22:24:04)
官業化すべき職業という考えは(半分）賛成です。
国民皆保険制度の創設趣旨から言えば、診療報酬などやめて、裁判官などと同じ特別職で優遇した上で給料制というのは最善と私も思います。ここはあくまでも保険で受けられる医療というものに携わる人間は・・という限定してならばです。
医療にも色々あり、携わる人も色々です、名人もいれば呪い半分のもあるし、美容整形やら若返りなど半分趣味の領域にかかるものもあるしということで、お好きにどうぞの分野の医療は全部自由診療ということにして、その分野は自由競争で大いにやっていただけばよい。これはこれで長期的にみれば良いものは残るという淘汰がされるでしょうからさほど問題は起こらないでしょう。
保険診療は、いわば総合病院規模から個人医院規模まで公立病院化するということですね。これは良いアイデアですね日さん！
そしてもう一つ、本来医療というのは営利目的ではなく命を救うという崇高な使命を帯びている分野なわけですから、その分野で働こうとする人は受験競争を勝ち抜いたエリートと高額な学費が出せる資産家などでなくても、崇高な使命に共感した適性を持った人物が就くべきです。その意味で言っても保険診療に携わる医師というのは別の選考基準で選ばれるべきです。今までの制度では確かに受験競争に勝ち抜ける優秀さはあるでしょうけど、医師としての適性があるかどうかは別の話です。
極論にはなりますが、競争社会を勝ち抜くということは人を踏みつけることなどを当然と考える人も多くなってしまう。医療に携わる人というのは「仁」が必要、踏みつけるのとは正反対の志向の人物が適性だろうから、今の受験戦争を勝ち抜いた人間が医師を目指すなど、はなから間違っている。優しさ、思いやり、献身的考え、こういうものをより多く備えた心の人の中から、さらに頭脳明晰な人材を選ぶなら分かるんですけどね。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。