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(回答先: 人間は視野が狭いのが「普通」 投稿者 膝枕 日時 2005 年 10 月 03 日 23:11:44)
医療問題は幾つも要素が重なり合っていて、総体として「一つの問題」とは到底言えない。だからこそ「医療の問題は」などと誰も簡単には答えられない。
医療問題は、個別的に問題点を提示し、その個別領域について、個々に検討分析するのが正しい考え方のように思えます。
私は元来真面目人間ではありませんので、そうした個別的問題を個々に論じようという気持ちはあまりありません。 前の投稿で医療に関したことに少しだけですが言及した手前、私自身の医療に関するスタンスというか、経験談を少し書くことにいたします。
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先日、阿修羅の投稿で紹介されたURLの文章を読んでいたら次のようなことが書かれていました(大体の話ですよ)
世間では風邪というと医師のところに行き診察を受け投薬を受ける。こうした行動は当たり前で「病気だから医療機関にかかる」ということで極自然な行動のようだけれど、全てではありませんが、私は薬などは滅多に飲みません、放っておきます。もともと放っておけば治癒するものを医療だなんだと思い込むのもおかしいし、医師も医師で処方をし「お大事に!」などとさも当たり前に過ごしている。本当ならば、患者に対して「放っておいても自然に治るようなものを治療をするなど問題外!家に帰って寝ていなさい」と言うべきでしょう。この例は患者も悪いのだけれど、諭すこともしないで「診療報酬診療報酬」とばかり疑問にすら感じない脳味噌に成り果てている医師自身こそ悪の権化。そうではありませんか?
菌が粘膜で増殖し、炎症となり所謂「風邪」と呼ばれている多くの症状は、鼻や咽喉、気管支や肺の炎症部位で病名が異なる程度で現象としてはどれも同じ。気管支や肺にまでゆくと大変で、放っておいても治癒するということは確かに難しいとはいえますが、いずれにせよ、いずれかの粘膜で菌が増殖し炎症となると数日以内に抗体ができ、やがて炎症は沈静化し治ってゆく。そして実は大事なことが一つ有り、こうした免疫作用というものは自力で成されるほど、免疫力が強化されてゆくという事実。投薬などに頼り、安易に炎症を薬で抑えたりしていると、自分の免疫力はなまくらになり、薬の助けがないと炎症がすぐに起こってしまうような情けない身体に成り果てる。その点、薬に頼らず免疫力を鍛えると、風邪など無縁になったりもする。
私の娘の話です。
娘は幼い頃とても身体が弱く、風邪で大変でした。その都度熱は39度を越し、苦しそうな姿を見るのは辛かった。で、その当時、私は何をしたかというと、見守ってはいましたが「放置」してました。薬に頼らずに自力で克服するように。妻などは見ていられないようで「薬を飲ませて」と涙ながらに訴えてました。そういうことが幾度かありました。でもその都度娘は自分の免疫力のみで治癒して、それを繰り返すにつれ、症状は軽くなり、治癒までの期間も短くなって行きました。 こうしたことをしたせいか、以後娘は幼稚園から高校までは風邪とは無縁で無欠席(その後は知りません)。集団感染で学級閉鎖になったときも「遊ぶ友達が居ないからつまんな〜い」と涼しい顔をしておりました。
これは私の体験談の一つですが、これを皆さんも真似ろという気持ちはありません。
フォローができる自信がない人がしたら取り返しのつかないことにもなりかねません。
ただ、私ほど極端にしないまでも、不要な投薬など慎むべきです。ぐうたらな免疫力にしてしまうことは愛情とは正反対の行為です。そして問題なのは多くの親が最愛の我が子に対して虐待にも等しい「ぐうたらな免疫力にする」愚かな行為をしてしまっているということ。そしてまた多くの医師もそれに加担している。免疫力の強力な人間がこの世に溢れたら「食べてゆけない」と思っているのかどうかは知りませんが、「放っておけば治るものに薬など与えるべきではない」と医師は患者に諭し教育し、自らもそういう態度で患者に接するべきではありませんか?
こういう一面を見るだけでも私には「身近な医師が信頼に値するか?」と問われれば「否!」と答えてしまう。