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□「デジタル放送」に備えるな!|ゲンダイ
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=21gendainet05016837&cat=30
「デジタル放送」に備えるな! (ゲンダイネット)
今のテレビは5年後に見られなくなるって、ご存じ? 2011年7月にアナログ放送が終了するからだ。
そこで政府と「地上デジタル放送推進協会」が今月10日から、電器店の古いタイプの録画機に「放送終了告知」シールを張り始めた。6月からはアナログTVにもシールを張る。「早くデジタルTVを買え」と言わんばかりだ。
しかし、ハッキリ言って急ぐ必要はない。理由はふたつ。
まずアナログTVでも専用チューナー(3万円程度)を接続すればデジタル放送は見られるのだが、直近になれば、このチューナーがタダ同然になるからだ。
メディア評論家の美崎薫氏が言う。
「デジタル放送を受信するには、専用チップが1枚あれば事足りる。チップの値段は市販でも1万円前後で、国がやればそれより格段に安くつくれる。国が完全デジタル化の直前に、チップの入った専用チューナーをタダ同然で配るか貸し出す計画を密かに進めているのは間違いないでしょう。でないと、デジタル対策にチンプンカンプンの老人家庭などはテレビが見られなくなってパニックになりますからね」
複数の放送業界関係者に確認しても、「その通りだろう」「NHKなどは数年の間に2000円程度の“対策兵器”を開発する予定」とのことだ。
もうひとつの理由は価格だ。
「“1インチ1万円”が基準とされるデジタル対応TVは、早くも低価格化が始まり、32インチで10万円を切る製品まで登場している。“1インチ3000円時代”も遠くないし、5年も先なら、今より格段に安く、性能の良い製品が出回っている。慌てなくても、もっと安くなったところで、新型のデジタル対応TVに切り替えた方がお得なのです」(家電事情通)
お金に余裕があって、最新の薄型TVが欲しいという家庭は別だが、無理してアナログTVを捨てる必要はないのだ。
【2006年4月18日掲載記事】
[ 2006年4月21日10時0分 ]