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岩国市長選を有利に進めるため安倍晋三筋が流したそれこそ「ガセネタ」情報が読売新聞17日付で流されている。
昨日、岩国では8市町村が合併したので、新しい岩国市長を選ぶ市長選挙が公示された。投票日は1週間後の23日(日)である。そのため昨日は岩国市が地元の安倍幹事長が岩国市に入り、町村前外相も自民党候補応援のために駆けつけた。その選挙で基地容認派・市長候補(自民党)の最大の弱点は、NLPを岩国基地で実施することに怒る市民の反発である。そのNLPの弱点を隠すために、”岩国基地のNLPは瀬戸内海の無人島が検討されている”というニセ情報を意図的に流したのである。
そんなことができる無人島があればとっくに決まっている。それがないから岩国基地の沖合を埋め立てて、海上に突き出るように新滑走路を造っているのである。空母艦載機のNLPは岩国基地の新滑走路で行うことは決まっている。ただそのことを誰も地元に説明していないだけの話しである。(カマヤンの虚業日記から投稿用にアレンジして転載)
以下、読売新聞の該当記事を転載する。
夜間離着陸訓練、硫黄島から移設へ…09年度めど
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060417it01.htm
日米両政府は、米海軍厚木基地(神奈川県大和市など)の空母艦載機が、東京・硫黄島で暫定的に実施している夜間離着陸訓練(NLP)について、2009年度をめどに新たな恒常的訓練施設を決定することで合意した。
政府筋が16日、明らかにした。
艦載機は08年度以降、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に移駐する予定で、米側は同基地から近い九州や瀬戸内海などでの訓練実施を求めている。
日本政府は可能な限り騒音被害が起きない場所にしたいとしているが、具体的な候補地はなく、選定作業は難航しそうだ。
NLPの新施設について、日本側は当初、防衛施設庁が地元調整の見通しが厳しいことを理由に、期限を切ることに難色を示していた。東京で13、14日に開かれた審議官級協議では、米側が09年の期限を「努力目標」とするとしたため、日本側も受け入れた。
米側は当初、空母艦載機57機が移駐する岩国基地でのNLP実施が望ましいとの考えを日本側に伝えていた。しかし、政府は難色を示し、岩国市にも「戦闘機など騒音が大きいNLPは実施しない」と説明している。米側は航空自衛隊築城基地(福岡県築上町など)、新田原基地(宮崎県新富町)なども候補地に挙げたが、日本側はいずれも拒否している。
日本国内では、03年に広島県の無人島・大黒神島が訓練候補地にあがったものの、周辺住民の反対で頓挫した経緯がある。政府は今後、〈1〉岩国から遠くない〈2〉無人島や、住宅が近くにない場所――などの条件で候補地を選定する考えだ。
米軍は1982年以降、NLPを厚木基地で実施していた。周辺住民が騒音問題で激しく反発したことから、日米両政府は89年、恒常的訓練施設を確保するまで、厚木基地から1200キロ・メートルも離れた硫黄島を「暫定」使用することを決めた。現在、硫黄島ではNLPの9割以上が実施されている。米側は以前から、「厚木から硫黄島まで移動するのは遠すぎる」などとして、再三別の施設確保を日本政府に求めてきた。
日米協議で、厚木基地の空母艦載機が移動する方向となったため、昨年10月の在日米軍再編中間報告には、「日本政府は受け入れ可能な恒常的な(NLP)訓練施設を提供することを再確認する」との内容が盛り込まれた。
(2006年4月17日3時0分 読売新聞)
【関連投稿】
<読売新聞4月17日付け記事>安倍晋三の姑息な情報操作(カマヤンの虚業日記)【岩国市長選】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1340.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 18 日 22:16:38