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□TBS どうにもならない三重苦 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1821351/detail
TBS どうにもならない三重苦
TBSへの逆風が吹きやまない。
今月末がリミットだった楽天との業務提携協議は不調で、6月末まで延長された。「全方位外交でいきたいTBSにしてみれば、楽天からいいプランが上がらなくて救われている」という声も聞かれるが、果たしてそうなのか。
「TBSの最重要課題は、楽天の持ち株をできるだけ早く放出させること。資本を握られている間は、TBSから攻められないですからね。株問題にカタがつかない限り、協議を延長せざるを得ないのが正直なところでしょう」(経済ジャーナリスト)
買収が明るみになった当時、井上弘社長は「株価とはむなしいもの」「正直、私には分かりマヘン」なんて他人事のように話していたが、肝心の視聴率、財務も厳しい。
2005年の年間視聴率はプライムタイム、全日帯でテレビ朝日にも負け、民放4位に転落。韓国女優のチェ・ジウを主演させ、鳴り物入りで年初から放送した開局50周年特別企画ドラマ「輪舞曲」の平均視聴率も17%台と振るわず、ジ・エンド。
「TBSはタレントの使い方が下手。キャスティングありきなんです。一方で、視聴率を稼げるタレントの使い方もマズイ。たとえば、ダウンタウン。日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』、フジテレビ『HEY!HEY!HEY!』と各局が息の長い番組を抱える中で、TBSが彼らを起用すると、低視聴率で1〜2クールで打ち切りになる。番組内容よりも、数字を持っているタレントにこだわりすぎて本末転倒なんです」(放送関係者)
数字でみると、連結子会社の横浜ベイスターズも似たり寄ったりだ。横浜ベイ株の評価損で、2006年3月期決算の業績予想を下方修正。05年の観客動員数が前年比34.9%減の97万6004人と、12球団で最低だったから当然か。
昨年2月にとんねるずの石橋貴明をエグゼクティブ・アドバイザーに据え、若年層を中心としたファン開拓や集客アップを狙ったが、効果はなかったようだ。
「客寄せパンダに力を入れても意味がない。選手の中からスターが生まれなければファンは増えない、球場に足を運ばない、中継も見ない。基本のキです」(スポーツ記者)
井上社長はこの現状をどう考えているのか。
【2006年3月31日掲載】
2006年04月03日10時00分