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□今日のマスコミ 2006/03/08 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0603/0603080483/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ 3月8日 2006/03/08
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●自民党の「インターネット選挙」方針は、「ホームページは○」だが、「メールによる選挙運動は×」。自民党の制度調査会は「作業チーム」(世耕弘成座長)の中間報告を了承し、遅くとも次期衆院選から「インターネット選挙」の一部解禁実施を目指すという。
【インターネットを使った選挙運動については、総務省の研究会が02年にやはりホームページを使った運動を解禁するよう求める報告書を発表した。しかし、自民党には民主党に有利に働くとの警戒が強く、導入が先送りされてきた経緯がある】(毎日)
自民党は、選挙の仕方も「党利党略」でしか考えられない自分勝手な政党、ということ。
●民主党は偽メール問題で当分、選挙どころじゃない。
衆院懲罰委員会は10日以降、永田寿康衆院議員に対する審査を開始するが、メール仲介者の元フリーランス記者の招致を要求した。
ひたすら陳謝の民主党は、武部自民党幹事長の二男が要求している「全国紙への謝罪広告掲載」に応じる方針を確認。また、女性店員に対する傷害事件で離党した木俣佳丈参院議員の会派離脱届を参院に提出した(各紙)
●前原執行部は「前門の虎、後門の狼」状態。
【前原氏の肝いりである外交・安全保障政策の党内意見の集約には暗雲が漂う。一方、前原氏と距離を置く小沢一郎前副代表らベテラン議員は新たな政策懇談会を結成。メール問題からの再起を目指す「前原民主」にまた、火種が加わった】(日経)
参院では、そんな民主党に代わって自民党の片山虎之助参院幹事長が「4点セット」を質問。【「送金指示メール」問題の影響で民主党の国会論戦の萎縮(いしゅく)ぶりが指摘される中、参院の独自性にこだわる片山氏が代役に立ったわけだが、痛烈な皮肉とも言える】(毎日)
●自民党群馬県連は、故・福田赳夫元首相系の「政策同志会」と中曽根康弘元首相系の「県政塾」を解散、一本化することを決めた(各紙)
中曽根氏が田中角栄内閣誕生に協力したことから「福田忠治VS中曽根紋次郎 上州路の決闘」と揶揄された「福中対決」も過去の歴史となった。
●日中の天然ガス田開発を巡る協議で中国側は、
(1)東シナ海北部の中間線のやや中国寄りの海域、
(2)同南部の台湾寄り海域の2カ所を共同開発の対象としたいという新提案を示したが、日本政府は拒否する(各紙)
【時間稼ぎ? 政府失望】と『読売』は書くが、『産経』はズバリ【“及び腰外交”大きなツケ】と小泉外交を批判している。
●中国の李肇星外相は、小泉首相の靖国神社参拝を激しく非難した(各紙)
李外相は
【「ドイツの指導者は一人としてヒトラーやナチスに崇拝を表明していない」
「日本の指導者は愚かで不道徳」
「米国人は1941年12月7日に起きたことを忘れていない」など矢継ぎ早に日本を非難。「このような事例は多過ぎて、3時間あっても語りきれない」と興奮気味に話し、歴史問題における対日批判が国際的なものであることを強調した】(日経)
●岡山県警、愛媛県警で次々とマル秘資料がネット流出している問題で、警察庁は全国の警察本部に対し、自宅で使う私物パソコンについてもファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の使用を禁止するよう指示した(各紙)
●「雇用・能力開発機構」(厚生労働省所管の独立行政法人)が、衛星通信を使って全国125会場で実施しているセミナー番組の配信事業から撤退する。
【これまでに、国の労働保険特別会計から26億円余りが投じられたが、1会場1番組あたりの受講者数は10人足らず(略)公費の“無駄遣い”がまた浮き彫りになった】(読売)
●札幌市内のマンション33棟の耐震強度偽装問題で、浅沼良一・二級建築士(47)「耐震壁を多く配置するなど努力したが、思うような計算結果にならなかった物件について数値を割り増した」と説明していた(各紙)
【今回、札幌市で発覚した偽装は「非姉歯」の調査とは別の経緯だったこともあり、国交省幹部は「まさに底なしの様相となってきた」と頭を抱える】(産経)
●JAL最大の労組「JAL労働組合」が会社側提案の「10%賃金削減」を受け入れる方針を決めた(各紙)
【経営再建策の柱である賃下げがようやく実現に向け一歩踏み出す形だが、9つある労働組合のうち残りの8労組は依然強く反対。最終決着に向けた協議は難航が見込まれ、再生の道は険しい】(日経)
●7日午前8時20分ごろ、神戸市中央区で男性(46)が飛び降り自殺した。
【男性は大阪府内の病院職員で、京都地検が内偵中の事件で同地検から任意で事情聴取を受けていたという。同地検の新倉明次席検事は「任意で聴取していたことは事実だが、事件についてはコメントできない。ご冥福をお祈りしたい」と話した】(朝日WEB)
●7日午後7時20分ごろ、地域ミニコミ紙「四国タイムズ」の社主・川上道大さん(58)が、自宅前の路上で右足をピストルで撃たれて軽傷を負った。
約10分後、現場近くの「さぬき署庵治駐在所」に、元暴力団組員森裕之容疑者(32)が拳銃を持って出頭、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した(各紙)
【川上さんは元大阪高検公安部長三井環(みつい・たまき)被告=収賄罪で一審実刑=との親交で知られ、2001年には、検察庁の調査活動費を検察幹部らが私的に流用したとの告発状を最高検に提出した】(産経Web)
【我がペンはひるまずおくせずまっすぐに】と題した「四国タイムズ」のホームページは
http://www.shikoku-times.com/
●セ・リーグも来季から「プレーオフ」を導入する。
横浜の牛島監督は「146試合やって、まだやるの?」とコメントしているが(各紙)
【セが遅ればせながら導入を決断した背景には先細りへの危機感がある。昨年、導入を真っ先に提案した横浜は観客動員が百万人を割り込み、12球団で最低だった。盟主の巨人もテレビ視聴率が低迷しており、これに呼応した(略)背に腹はかえられなくなった現実がある】(産経)
●「小泉チルドレン」は、親米・野球好き。
自民党新人議員でつくる「83会」が15日夜、「東京ドーム」で、在日米大使館の職員と親善試合を行う。シーファー駐日大使も監督として参加する。
【大使はブッシュ大統領とともに、プロ野球球団「テキサス・レンジャーズ」の共同出資者を務めるなど、野球に関心が高い。午後7時開始で一般観戦は無料。ドーム使用料約80万円は双方で折半する】(毎日)
●今日の「訂正記事」
・『産経』(13版)7面 【7日付「『改革の設計士』インド首相」の記事中、「モハンマド・シン首相」とあるのは、「マンモハン・シン首相」の誤りでした。】
(松尾信之)