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006.3.4(その1)
「正義とは強者の利益にほかならず」(プラトン)
政界・マスコミ通の友人から、NHK改革と竹中総務相らの狙いについて最近の動きを知らせてくれた。彼は言った。
「小泉首相と竹中総務相によるNHK改革には、おそるべき悪辣な狙いが秘められている。それは日本の公共放送であるNHKを、日本を支配している米国対日関係者とその手先である従米主義者の報道機関化してしまおうとするものだ。敢えて言えば、NHKボイス・オブ・アメリカ化です。竹中は本気です。危ないですよ」
傾聴すべき情報である。
たびたび私のHPに「声」を寄せてくれるNTさんが、3月2日、NHK改革に関して、次のような意見を寄せてくれた。
《竹中氏がいよいよNHKの主体的報道力の弱体化に乗り出したようです。小泉氏にNHKチャンネルの削減方針を出させ、小泉首領様のご宣託を受けた体裁をとり、その線での検討をするよう自分の私的懇談会に要請したようです。
そして海外向けに日本の宣伝をする比率を多くする、つまり政府広報機関としての機能を強化すると同時に、その分、NHKのいままでの報道姿勢の部分を削減し、日本国民や海外に対して公正に報道する機能を弱体化するようです。
つまり、米国の世界戦略展開やそれによる日本の海外活動に関する報道を制限する意図があるものと思われます。
なにごとも利益を目的とする従米民営化専門の売国的竹中氏ごときに、何をもって国民に役に立つ・役に立たないかを判断されたくはありません。4点セット問題や疑惑メール問題での民主党の失敗に気をとられている隙に、コッソリと、以上のことをはじめましたから注意しましょう。》
NHKは日本国民の共有財産である。民放各局が堕落しているなかで、NHKだけが「品格ある放送」を行っている。いまや、NHKこそ、唯一の健全な放送局である。日本国民は、この、われわれのNHKを守り抜かなければならない。
民放各局はいまや小泉内閣に支配され、大独占広告企業である電通に従属し、電通の言うがままの堕落した放送を行っている。その電通は米国の巨大広告企業と結託している。米国の巨大広告企業はブッシュ政権の世界戦略に従った広告宣伝を行っている。米国ブッシュ政権は日米の巨大広告独占体を通じて日本国民をマインドコントロールしようとしている。
小泉・竹中改革とは、日本のアメリカ化であり、日本をアメリカ政府の奴隷にすることである。日本を米国の従属国に、さらに言えば植民地にすることである。このために、全マスコミを支配しようとしている。すでに民放各局は従米主義放送の拠点となっている。中央の大新聞も電通の支配下に入り、それによって小泉・竹中政権の広報機関化している。
日本で唯一、日本の立場を貫き日本的精神と日本文化を守っているのが、NHKである。NHKは公共放送であるため、従米主義の日本における大拠点である電通の支配を受けていない。これが、NHKが民放に比べて毅然として行動できる理由である。
NHKに対する小泉内閣の側からの諸々の締めつけはあるが、民放のように完全には屈服していない。文化面では品格ある日本文化を報道し放送している。
小泉・竹中体制の狙いは、この日本的精神と日本文化の最後の砦を落とし、占領して、アメリカ放送局化することにある。
これだけは許してはならない。われわれはNHKを守らなければならない。国民がNHKの聴取料を払い、NHKの経営健全化に協力し、NHKを見ることが日本の植民地化を阻止することに通ずるのである。みんなでNHKを支持し、従米主義者の小泉首相・竹中総務相の餌食にならないよう監視しなければならない。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02497.HTML