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□今日のマスコミ 2006/02/24 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602249780/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ ２月２４日 2006/02/24
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●トリノ五輪速報(各紙Web)
（１）フィギュア・荒川静香（２４）が金メダル！
ショートプログラム３位だった荒川は、得意のイナバウアー、３連続ジャンプ、流れるようなストレートステップでノーミスの演技。合計１９１．３４点で優勝して五輪女子フィギア初の金メダルを獲得した。
村主章枝は技術点が伸びず１７５．２３点で４位、安藤美姫は４回転ジャンプで転倒し１４０．２０点で１５位。２位はサーシャ・コーエン（米）で１８３．３６点、３位はイリーナ・スルツカヤ（ロシア）で１８１．４４点。
(２)スノーボード女子パラレル大回転はダニエラ・ムリ（スイス）が金。竹内智香は９位、家根谷依里は１８位。
(３)バイアスロン女子リレーで、全員自衛隊の日本チームは１８チーム中１６位。
●トリノ五輪初メダルの荒川には「金メダル報償金３００万円」が送られる。ちなみに各国のメダル報奨金は――
【米国の金メダリストには２万５０００ドル（約２９４万円）、フランスは４万ユーロ（約５６０万円）が贈られる。北京五輪を控える中国ではアテネ五輪の際、国家体育総局から金メダルに２０万元（約２６０万円）が支給された(略)
ロシアは金額を明かさないが、「他国より高額」という。一方、カナダ、英国には報奨金はない。日本は金メダルに３００万円、銀に２００万円、銅に１００万円が支給されるが、２２日まで“にんじん”効果は出ていない】(産経)
●民主党の「永田劇場」は最悪の結末となった。
主役の永田寿康衆院議員（３６＝千葉２区で落選、比例南関東ブロックで復活当選）は「自分の思い込みだった」と「振り込めメール」の信憑性を自ら否定、党幹部に議員辞職を申し出た。
ところが前原執行部への責任問題波及を恐れる民主党は、記者会見も開かせずに永田議員の進退を鳩山幹事長に一任。「精神状態が不安定」との理由で都内の病院に入院させた。進退問題を「休養」で棚上げした執行部の対応には、党内外から新たな批判が出そうだ（各紙）
●こうした展開に永田町は【与党落着ムード 民主・永田氏辞意／耐震偽装政倫審「疑惑晴れた」】（産経）という雰囲気で、興味は「永田議員に“ガセネタ”を流したフリー記者の正体と思惑解明」に移っている。
【情報源「フリー記者」なお不明】と題した『読売』は、【そこで浮上したのが、都内で会社の代表取締役を務める男性だ（略）政府・自民党内では、この人物が永田氏の情報入手先との見方が有力だ。自民党関係者の中には、「この男性が金を払ってライブドア関係者に偽造メールを作らせ、それを売ったのではないか」との推測を示す向きもある。
ただ、この男性は２１日、弁護士を通じ、「そのような電子メールを提供した事実はなく、まったくの事実無根」とする声明を出しており、真相は依然として不明なままだ】としている。
●一方、昨日発売の『週刊新潮』（３月２日号）号【「謀略メール」を永田議員に渡した「札つき記者」の正体】によると「フリー記者」は
【年齢は３２歳で、現在は資本金３０００万円の新興出版社の代表者である。この出版社のホームページには、この３月に創刊される雑誌「デュモン」の宣伝が掲載され、試作品として作られたパイロット版の表紙は、永田代議士本人の写真だった】とある。
同社のHPや、転職サイトの「富裕層層マガジン・DUMONT編集者募集」などは、すでに閉じられている。『週刊新潮』によると、かつて『週刊ポスト』で「清原和博選手のストリップ観戦」、『週刊現代』で「テレビ朝日龍田愛梨アナ、学生時代に風俗店で働いていた」などの「捏造記事」を持ち込んだ人物。
また、自分のことを「福沢諭吉の孫」「笹川良一の隠し子」などと言い、【ここまで来ると、もはや虚言癖の持主としか言いようがあるまい】（週刊新潮）と書かれている。
さらに、同社の設立が「昨年９月１日、資本金が３０００万円」なので、一部のサイトは、偽造メールの「おそくとも（８月）３１日、３０００万円」という振込指示との“共通項”に注目、「え？……考えすぎか？」と書かれている。
●衆院政治倫理審査会が行なわれた自民党・伊藤公介元国土庁長官の「耐震データ偽造事件審査」は【実態解明にはほど遠い内容で終わった】（毎日）
●政務官に「バイス・ミニスター」の肩書認める。
片山さつき経済産業政務官ら複数の政務官が名刺の肩書に事務次官と同じ「バイス・ミニスター」を名乗っていた問題（本欄１４日付）で、政府は【この名称を名刺に使うことを認め、一部の政務官に伝えていたことが２３日分かった。ただ、パスポートや国際会議での使用は結論を出しておらず、政務官側は納得していない】（毎日）
●『日経』社員にインサイダー疑惑
日本経済新聞社広告局の３０歳代前半の男性社員が、企業が出稿した掲載前の法定公告の情報をもとに複数の銘柄の株取引を繰り返し、数千万円の利益を得た疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は証券取引法違反（インサイダー取引）の疑いで事情聴取をしている（各紙）
『日経』は２４日０時３１分、HPのニュースサイトにこのニュースを流し【当社広告局の社員１人が証券取引等監視委員会の任意の調査を受けていることは事実であり、大変遺憾に思っています。また言論報道機関である新聞社でこうした事態を招いたことを深刻に受け止めております】との喜多恒雄常務（広報担当）の談話を掲載した。
●JALクーデター失敗？
新町社長は社長留任、羽根田副社長・西塚専務辞任で決着するように調整している（各紙）
【新町社長は、この人事によって混乱した社内の安定化を図る方針だが、同社長らの退陣要求に賛同して署名した中堅幹部や、労働組合の不満が解消するかは不透明で、最終的な決着はなお見通せない情勢だ】（毎日）
●きょうの「イラク自衛隊」情報
（１）中部サマッラで２２日、シーア派の聖地「イマーム・アリー・ハーディ廟」が武装集団に爆破された事件に激高したシーア派教徒が暴徒化してスンニ派モスク約１００か所を襲撃した（各紙）
【フランス通信（AFP）によると、２３日時点で首都バグダッドを中心に１３０人の射殺体が報告された】（読売）
（２）サマワの警察当局者は、陸自宿営地近くで迫撃砲弾やTNT火薬などの爆発物が見つかったと明らかにした。
【TNT火薬は「イスラム軍」と記名された鉄製の箱に入っていたという。イラクでは武装組織「イラク・イスラム軍」を名乗るグループが１月、サマワで陸自隊員を殺害したとの虚偽声明をウェブサイトで公表した。警察は、武装勢力の名称を記入した箱を使うなど不自然な点があることから、陸自を脅迫する目的の犯行とみて調べている】（毎日WEB＝共同）
●愛知県犬山市は、文部科学省が２００７年度から実施する「全国学力テスト」について、「子どもの学力は全国一律のテストで評価できない」として参加しない方針を決めた。不参加表明は初めて（各紙）
●滋賀県長浜市の市立幼稚園児殺害事件で、園長と市教委が対応の不備を陳謝した。
【若奈ちゃんの祖父は会見の内容を聞いて、「容疑者からの相談があったのなら、園側も何らかの対応を取ることができたはず。どうして気付けなかったのか。他にも（異変に気付く）手掛かりがあったのではないか。悔やんでも悔やみきれない」と話した】（毎日）
●福島県が、中絶希望者に里親案内
【人口減に悩む福島県が、従来の「里親制度」を、人工妊娠中絶を減らし、出生率を高めるための施策として活用していく方針を決めた。新年度から新たに「里親コーディネーター」を配置し、出産を迷う妊婦らにも制度を紹介する（略）
福島県の人工妊娠中絶実施率（女性の人口千人あたりの件数）は０４年度で１５・８。全国平均の１０．６を大きく上回った。１５〜１９歳では１７．７とさらに高率だ】（朝日）
●総合格闘技「イノキボンバイエ」脅した暴力団逮捕へ。
【２００３年大みそかに企画された格闘技イベントへの外国人選手の出場を巡り、主催会社の社長を脅すなどしたとして、神奈川・静岡両県警の合同捜査本部は、指定暴力団山口組系暴力団幹部ら４人を強要と恐喝未遂の疑いで２４日にも逮捕する】（読売）
(松尾信之)
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。