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□今日のマスコミ 2006/02/18 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602189477/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ ２月１８日 2006/02/18
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●再輸入が始まったばかりの米国産牛肉にＢＳＥ対策で除去が義務づけられている脊柱が含まれていた問題で、米農務省が原因調査と再発防止をまとめた報告書を発表（各紙）。【この中で米側は、背骨付き牛肉を輸出したニューヨーク州の業者などは、対日輸出許可がなかった内蔵などの「雑肉」も輸出していたことを明らかにした】（読売）
それにもかかわらず、【原因については「食肉処理施設と農務省検査官が対日輸出条件を熟知していなかったためだ」とし、問題の施設からの対日輸出が初めてだったという「特異な状況」を強調】（産経）という。
【中川昭一農相は「仮にルールにのっとって再開しても、消費者に不信感があるなら売れない」と、拙速な輸入再開は避ける考えを示している】（毎日）そうだが、当然だろう。
●在日米国大使館は記者会見で、【混入の原因については「輸出業者と農務省の検査官（合計４人）が輸出可能な製品について熟知していなかったため」とするにとどまった】（毎日）だけでなく、【会見で、全頭検査受け入れを問われた大使は「月齢３０カ月以下の牛がＢＳＥ（牛海綿状脳症）にかからないことは世界的に証明されている」と発言。全頭検査は不要だと訴えた】（同）という。
しかし同記事は【日本では２１カ月と２３カ月のＢＳＥ牛が出ている】というが、それを記者会見の席で指摘しなかったのだろうか？それに対する米側の反応を知りたいものだ。
●それでも、【米政府が今後、速やかな輸入再開を求めて圧力を強めてくるのは確実だ】と『朝日』も指摘する。その対応次第では、日本政府が国民の信頼を失うことにもなりかねない。牛肉問題は、急速に政治問題化しつつある。
●ライブドアの粉飾決算について、【東京地検特捜部は、証券取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）容疑で同社の熊谷史人代表取締役（２８）の刑事責任を追及する方針を固めた】と『読売』。『産経』は、【ライブドアの熊谷史人代表取締役（２８）が東京地検特捜部の事情聴取に対し、平成１６年９月期の粉飾決算への関与を認めていることが１７日、関係者の話で分かった】と伝えている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5900/news/20060218it01.htm
http://www.sankei.co.jp/news/morning/18iti001.htm
『日経』も、【ライブドアグループの証券取引法違反事件で、同社が２００４年９月期決算の粉飾工作について、取締役会で基本方針を決定していたとみられることが１７日、関係者の話で分かった】と報じている。
●ライブドア前社長の堀江貴文容疑者が武部自民党幹事長の二男へ送金を指示したとされる電子メールを印刷したものを、民主党の野田国会対策委員長が公表した（各紙）。ただし、【メールの表題は「至急」で、、送信者のメールアドレスを示す欄などは、永田寿康衆院議員が入手した時点ですでに塗りつぶされていたとしている】（読売２）
これに対し、【自民党は同日の予算委理事会で、民主党に対しメールの実物や振込口座名の提示を要求。民主党は、国政調査権に基づく調査の発動を条件に提示する考えを示したが、自民党は「民主党が自ら証明すべきだ」として拒否した】（毎日）
●このメール問題について『朝日』は社説で取り上げ、メールの信ぴょう性に疑問を投げかける一方で、【政権奪取を目指して政府・与党を追及するのはいい。だが、有権者が眉につばをつけて見ざるを得ないうようなあやふやな議論では元も子もない。民主党は脇を締めて、出直す必要がある】と厳しい指摘をしている。
●【ロシア西部ボルゴグラード市のコンスタンチン・カラチョフ副市長は１７日、イスラム教の預言者ムハンマド、ユダヤ教のモーゼ、さらにはキリスト、釈迦の漫画を掲載した同市発行の日刊紙「市報」を廃刊処分にすると発表した】（読売）
●中国の週刊紙「氷点週刊」が停刊処分になった問題で、【更迭処分を受けた同紙の李大同・前編集長が１７日、処分に対する抗議声明を発表し、党中央の監督機関に異例の審査請求をした申立書も公開した】（朝日７）。さらに、同紙に執筆したことのある国内の学者ら１３人も、胡錦涛総書記ら党の指導者にあてた公開書簡を海外のウェブサイトなどで発表。【国内の学者が党の決定に公然と抗議するのは異例】（読売）
●中国籍の鄭永善容疑者が、自分の娘と同じ幼稚園に通う園児２人を送迎の途中に包丁で刺殺（各紙）。
鄭容疑者は【反省や悔恨の言葉はなく、詳しい動機も語っていない】（読売）というが、『日経』は【殺人容疑で逮捕された鄭永善容疑者（３４）が長浜署捜査本部の調べに「娘が最近いじめられていると思った」と話していることが分かった】と報じている。
●トリノ五輪 速報（各紙Ｗｅｂ）
（１）スノーボード・クロス女子で、１９歳の藤森由香（ＪＷＳＣ）が７位。７位は五輪スノーボードでの日本女子最高成績。
（２）ノルディックスキー・ジャンプの個人ラージヒル（ＬＨ）予選で、葛西紀明、伊東大貴、一戸剛がいずれも決勝進出を決めた。
（３）スケルトン男子で、前回ソルトレーク五輪８位の越和宏（システックス）は１１位。稲田勝（太陽グループ）は１８位。
(前屋毅)
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。