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□今日のマスコミ 2006/02/17 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602179432/1.php
今日のマスコミ 2月17日 2006/02/17
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●衆院予算委員会で、民主党・永田寿康氏(千葉2区)の“爆弾質問”が炸裂した。
永田議員は、ライブドア堀江貴文被告から自民党武部幹事長の二男へ300万円が送金されたという疑惑を、堀江被告の社内メールを根拠に追及。
民主党は「幹事長としての武部氏の資質、任命者である小泉純一郎首相の責任も追及したい」(前原代表)としているが、東京地検に伊藤次席検事は「まったく把握していない」と異例のコメント。
小泉首相は「ガセネタ」とまで言い切り、メールの真偽解明が重大ポイントとなる(各紙)
●武部幹事長の二男・武部毅氏(33)は昨年総選挙の際、ホリエモンを結び付けた人物。広告会社「マッキャン・エリクソン」を退社後、慶大大学院で学び、「ホールセール専門ネット証券」を立ち上げたが失敗、現在「ライフロング有限会社」の経営者だ。
『週刊新潮』(2月2日号)が【ホリエモンとの大癒着を招いた武部幹事長不肖の次男】の見出しで「ライブドアが数千万円の資金援助をした」と書いたが、【先月25日以降、毎日新聞の計3回にわたる取材に無回答のまま】(毎日)で、代わって父親・武部幹事長が疑惑を全面否定した(各紙)
●きょうの衆院予算委での集中審議で【送金メール 民主なお追及】(朝日)するが、【当の永田氏は十六日夕の民放番組で「多少、戸惑いが、不安がないといえばウソになる」と発言をトーンダウンさせた】(産経)という。
【永田氏は「フリーの記者を通じてもらった」と入手経路を説明しているが、詳細は情報源の安全のために明らかにできないと繰り返している】(読売)
●拘留中の堀江被告が保釈請求を出した(各紙)
政府・与党は証券取引法違反の罰則について、
【現行で最長5年の懲役期間を10年に引き上げる方針を固めた。事件の再発防止のためには思い切った罰則の強化が必要だと判断し、罰金の上限額も500万円から1000万円に引き上げる】(日経)
●『産経』が皇室典範がらみでスクープ。
1面トップで【女性・女系天皇 「容認」2年前に方針 政府極秘文書で判明】と書いている。
文書の写真を公開した上、【橋本元首相 皇族の意見聞かず非礼】(1面)【「結論ありき」濃厚に 有識者会議も「手順」通り】(3面)と「小泉手法」を徹底批判。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/17iti001.htm
●『読売』は自動車専用道工事の偽装をスクープ。
「能越(のうえつ)自動車道路」(富山県砺波市―石川県輪島市)の建設工事で、設計基準より細い基礎杭に偽装を施して国交省の検査をパスしていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060217i101.htm?from=main1
【「分からないようにやった。本来の方法ではないから」。工事担当者は偽装の手口をそう明かし、「そりゃあやばいですよ。黙ってますよ」とも話した。建材屋で木材を購入し、基準の太さを満たす型枠を現場で製作。それを杭の外側に張り巡らし、コンクリートを流し込んだという】(同)
●『毎日』も防衛施設庁談合でスクープ。
官製談合防止法の施行(03年1月)を前に受注調整方針を代え、【大物OBを隠れみのに】して談合システムの温存を図っていたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060217k0000m040168000c.html
●『朝日』のスクープは、甲子園出場経験がある埼玉栄高、花崎徳栄高などを運営する学校法人「佐藤栄(さとえ)学園」(さいたま市)と佐藤栄太郎理事長(78)が【7億円申告漏れ】http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200602160400.html
●東京地裁「ヒューザー」の破産手続きの開始を決定した(各紙)
【「ワンマン」小嶋社長 方針コロコロ社員にも】と題した『朝日』は、急死した営業マンの遺族に子供たちが高校を卒業するまで退職金を分割払いすると約束しながら【経営難を理由に支給は途中で打ち切りになり】遺族が未払い退職金の支払を求めて提訴、最高裁で遺族が勝訴したことをリポート。
●クーデター騒ぎのJAL新町敏行社長は、内紛の表面化を謝罪したが、「再生に向け進むことが最大の責務だ」と辞任を否定した(各紙)
●米下院は、米系企業が中国政府のインターネット検閲に協力している問題で公聴会を開催した。
グーグル、ヤフー、マイクロソフト、シスコ・システムズの4社証人は「中国市場に参入するには現地法に従わざるを得ない。苦渋の選択だ」と釈明したが、民主党のラントス議員は「憎むべき活動で不名誉だ。各社幹部はよく安眠できるものだ」などと糾弾(各紙)
【中国ではネット弾圧が加速している。昨年に強制閉鎖されたサイトは二千以上。ネット上の発言などを理由に八十人以上が収監中(略)関係筋によれば中国の大学では、すべての教職員のサイトのアクセス、メールのやりとりが二十四時間、公安当局の監視下におかれ、政治色の強いサイトへのアクセスやメールは当局の記録に残る仕組みになっているという】(産経)
●中国共産党中央宣伝部から停刊処分を受けた週刊紙『氷点週刊』は、編集長・李大同氏を更迭、3月に復刊する(各紙)
●オーストラリアのSBSテレビは15日夜、イラク・アブグレイブ刑務所での米兵によるイラク人収容者への虐待事件の未公表写真や映像を報道した(各紙)
【風刺漫画問題でイスラム教徒の抗議運動が世界各地に広がる中、米国防総省報道官は「報道は火に油を注ぎ、暴力をあおる可能性がある」と懸念を表明した】(朝日)
●週刊漫画『モーニング』(講談社)で、「島耕作」が裁判員制度導入に向けた最高裁のPRに登場(毎日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20060217k0000m040099000c.html
●死刑判決が確定した宮崎勤死刑囚(43)が『夢のなか、いまも』を創出版から出版。
最高裁判決を「『あほか』と思います」と批判し、「やっぱり私は人気者だ」と書いている(各紙)
●タレントのボビー・オロゴン(39=本名オロゴン・カリム・アラジ)が暴行容疑で書類送検された(各紙)
●最下位でも「楽天イーグルス」1億5600万円の営業黒字。
【新シーズンについて島田亨球団社長は「入場者数はさらに増えるとみている。10%増収になればいい」と話した。ただ、チームの補強費や球場改修費がかかることなどから、数億円の営業赤字になると見込む】(朝日)
●トリノ五輪速報
(1)フィギュアスケート男子は、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が優勝。高橋大輔(関大)は8位。
(2)スピードスケート男子団体追い抜きでイタリアが金。日本は7−8位決定戦でドイツに敗れ8位。
女子団体追い抜きはドイツが優勝、日本は3位決定戦でロシアに敗れ4位。
(3)ノルディックスキー複合団体はオーストリアが優勝、日本は6位。
(4)ドーピング違反が発覚したバイアスロン女子15キロ銀メダルのオリガ・プイレワ(ロシア)のメダルがはく奪された。
(松尾信之)