★阿修羅♪ > マスコミ批評2 > 729.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□今日のマスコミ 2006/02/16 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602169363/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
「今日のマスコミ」2月16日 2006/02/16
------------------------------------------------------------------------
●日本航空(JAL)グループの役員らが、新町敏行社長ら代表取締役3人に退陣を要求(各紙)。【旧日本航空と経営統合した旧日本エアシステム(JAS)側の処遇をめぐる不満もちらつく】(朝日)というが、経営再建を急がなければならないなかでの内紛に、「利用者不在」との論調が目立つ。
【相次ぐ運航トラブルなどで安産対策を経営改革は待ったなしの状況。乗客の不安をよそに内紛が続くと、安全運航や経営再建に悪影響が出る恐れもある】(朝日)
【日航は2006年3月期連結決算で大幅赤字に陥る見通しで、「内輪もめをしている場合ではない」(国土交通省)など、経営立て直しを優先すべきだとの意見も出ている】(読売)
【日航は経営再建の途上。利用客や株主不在のまま迷走を続ける日航に批判が高まりそうだ】(産経)
●「オリジン弁当」を展開するオリジン東秀のTOBに失敗したドン・キホーテが、失敗後に市場で株式を追加取得し、発行済み株式の46.21%を取得(各紙)。【さらに取得を継続し、51%程度と過半数の株式を保有するとしている】(読売)
これに対し、【オリジンに対しては大手スーパーのイオンが現在、友好的な買収者としてTOBを実施しており、オリジン東秀は「ドン・キホーテの買い増しは証券取引法に違反する」として、証券取引等監視委員会に申し立てることも検討している】(毎日)という。
●今日の「イラク自衛隊」情報
【政府は15日、イラク南部サマワに派遣している陸上自衛隊について、3月中に撤退を開始し5月末までに完了させる方針を固め、米英など関係国と最終調整に入った】と、『毎日』が1面トップで伝えている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060216k0000m010174000c.html
昨年12月の閣議決定でのイラク新政府発足後の撤退方針を見直すのは、新政府発足が5月にずれ込む可能性もあり、英豪軍の撤退が3月に始まれば、【英豪軍の撤退後は治安の空白が生じる恐れがあるだけでなく、多国籍軍の一員として一緒に撤退しなければズルズルと駐留を続けることになりかねないとの危機感もある】(毎日)からだ。
●在沖縄海兵隊のグアム移転費用について、米政府が日本政府に総額約76億ドル(2005年度予算の換算レートで約8132億円)の見積もり概要を提示。【米側は、76億ドルのうち「可能な限りの財政負担」を要請しているが、日本側は「積算根拠が不十分で、内容の精査が必要だ」と主張しており、今後は、日米の負担割合が大きな焦点となる】(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060216it01.htm
●NHKエンタープライズは、【東京・新宿の歌舞伎町で今年1月に行ったロケを巡り、暴力団関係と疑われる企業に撮影協力費名目で現金10万円が渡った可能性があることを明らかにした】と『毎日』は伝えている。同記事は、【業務委託した外部のスタッフが支払ったもので、16日発売の週刊紙はみかじめ料だったと報じる】とも伝えている。
この週刊紙は本日発売の『週刊新潮』で、ちなみに「みかじめ料」とは、暴力団が自分の縄張り内で営業させる対価として払わせるもの。用心棒代的な意味もある。
●【歴史に絡む麻生太郎外相の発言に中国が批判を強めるなか、米国のリベラル系有力紙が同調し始めた】と、『産経』が報じている。
ニューヨーク・タイムズ紙が、「中国が脅威になりつつある」という麻生発言を非難し、【このなかで、同紙は「中国が日本に脅威を与えたという最近の記録はない」とまで断定し、米政府すら懸念を強める中国の軍備増強や原潜による日本領海の侵犯事件などを完全に無視した】と指摘。
さらに同記事は、ニューヨーク・タイムズ紙が南京虐殺や従軍慰安婦問題についても、【中韓の主張をそのままに伝えた】と批判的だ。
●中央省庁から公益法人や特殊法人など外郭団体への「天下り」が、【05年4月時点で、3987団体、2万2093人に上ることが、民主党の要請に基づく衆院の調査で分かった】(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0216/001.html
●トリノ五輪 速報(各紙Web)
(1)スピードスケート団体追い抜きで、日本女子は準々決勝でノルウェーに勝ち、準決勝に進出。
(2)スピードスケート団体追い抜きで、日本男子は準々決勝でカナダに敗れる
(3)ショートトラック女子五百メートル、神野由佳(綜合警備保障)は準々決勝で敗退
(4)フリースタイルスキー男子モーグルで、日本勢は上野修(リステル)の20位が最高。尾崎快(東京・青稜高)、附田雄剛(リステル)は予選落ち。
(5)カーリング女子、1次リーグで日本はノルウェーに完敗。1勝2敗。
(前屋毅)