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□今日のマスコミ 2006/02/15 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602159281/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ 2月15日 2006/02/15
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●トリノ冬期五輪 速報(各紙Web)
(1)フィギュアスケート男子SP
高橋大輔は73.77で5位発進。トップはプルシェンコ(ロシア)
(2)スピードスケート女子500m
スベトラーナ・ジュロワ(ロシア)が1分16秒57で優勝。日本選手団主将の岡崎朋美はメダルに0秒05届かず4位。大菅小百合は8位、吉井小百合は9位、渡辺ゆかりは15位。
(3)カーリング女子1次リーグ
ロシアに5−7で逆転負け黒星スタートとなったが、米国にエキストラエンド(延長戦)の末6対5で勝ち今大会初勝利。
(4)リュージュ女子1人乗りのメダルはドイツ勢が独占。原田窓香は13位。
(5)スキー距離
女子団体スプリントで夏見円(まどか)・福田修子(のぶこ)が組んだ日本が8位に食い込んだ。男子は予選で敗退。
●バレンタインデーの14日、小泉チルドレン・佐藤ゆかり氏ら16人が、料理研究家の藤野真紀子衆院議員が選んだチョコレートを政府・与党幹部に配った。安倍官房長官、麻生外相、武部自民党幹事長らは受け取ったが、“本命”の小泉首相は受取拒絶(各紙)
【「私がもらうと言えば、(贈り物を)持っていかなければと思う人がいるでしょう。そんな余分な気を使わないで下さいということです」と記者団に語った】(読売)
●「政務官」英文表記をめぐって外務省が困惑している。
小泉チルドレンの片山さつき経済産業相政務官らが、名刺の肩書に副大臣を意味する「Vice Minister」と刷り込んでいるからだ。決められている政務官の英語名は「Parliamentary Secretary」だが、片山氏らによると「議会事務局員」と誤解されてしまうからだという。
【日本では閣僚(Minister)、副大臣(Senior Vice Minister)、各省の官僚トップである事務次官(Vice Minister)が「ミニスター」を名乗るが、政務官には付かない。英語名をつけた外務省総務課によると、国家行政組織法では次官までが「ライン」で、政務官は「スタッフ」のため、区別しているという(略)外務省は「名刺だけ勝手に変えられると、パスポートや公式会議の肩書と違うので混乱する」として、翻意させようと四苦八苦している】(14日付毎日)が、混乱するので【内閣府で検討することを決めた】(毎日)
●衆院予算委員会で岡田克也・民主党前代表が、ポスト小泉候補とされる安倍官房長官、麻生外相、谷垣財務相の3閣僚に「先の戦争は自衛戦争だったのか侵略戦争だったのか」、「戦争責任は誰にあるのか」と歴史認識を問いただした。とくに安倍、麻生氏と「A級戦犯」をめぐって議論が白熱した(各紙)
【「A級戦犯は国内法で裁かれたわけではない」と答弁する両氏に対し、岡田氏は「東京裁判は国内法を超越する超法規的というか、それに上位する概念だ」と反論。東京裁判の国際法上の有効性に疑念をにじませる二人との基本的な認識の違いが浮き彫りになった。
A級戦犯についても麻生氏が戦後、勲一等を受章した重光葵元外相もA級戦犯だったと指摘。安倍氏も国会決議を経て「国民の圧倒的な支持のもとに」連合国との折衝の結果、A級戦犯らが釈放されたことを説明したが、岡田氏は納得しなかった。
さらに、岡田氏が「日本国として、東京裁判を受諾している以上、そのことに拘束されるのは当然だ」と主張すると、安倍氏は、ため息をついて「岡田先生は何かまるでGHQ(連合国軍総司令部)側に立っておっしゃっているように聞こえる」と答弁していた】(産経)
答弁要旨http://www.sankei.co.jp/news/morning/15pol002.htm
●自民党と民主党の「米国産牛輸入調査団」の結論が真っ向から対立している。
先に視察した民主党調査団が「危険部位の除去が荒っぽい」と否定的な見解を示した同じ食肉処理施設を視察した自民党調査団は、「特定危険部位が食肉と混ざることがないよう厳格に処理されていた」と結論づけた(各紙)
同じ食肉処理施設を視察したことについて民主党の前原代表が「戦略的にばか」と批判したことに対して武部幹事長は14日午前の記者会見で【「どうしてそういうことを言うのか。たまたま民主党が先に行っただけだ」と反論した】(日刊スポーツWeb)
●先の日朝協議の際、小泉首相が金正日総書記に伝言を託していたことがわかった。
【関係者によると、メッセージは、02年9月の小泉首相の初訪朝時に金総書記との間で署名した日朝平壌宣言に言及。国交正常化の前提となる諸問題の解決を目指し、努力するよう呼びかける内容とされる】(朝日)
●韓国人拉致被害者家族団体の崔成竜代表は、横田めぐみさんの夫とされるキム・チョルジュン氏が韓国人拉致被害者であるとの情報の真偽を確認するため、日本政府によるDNA採取作業が始まることを明らかにした(各紙)
●韓国各紙の報道によると、金正日氏の次男で有力後継者といわれる金正哲(キム・ジョンチョル)氏(24)の体調異変が話題となっている。
【女性ホルモンが過剰に分泌される病気にかかり、乳房が女性のように膨らむなどの症状が出ているとの説が持ち上がった(略)ホルモンに詳しい医師は、「原因として、副腎皮質や脳下垂体などに主要(しゅよう)がある可能性がある」と説明する。また「内科や精神科の治療薬の副作用でも同様の症状が出る例がある」という】(日刊スポーツ)
●財政難の北海道は、【4月から給与支給明細書の裏面に広告を掲載することを決め、広告主の募集を始めた(略)納税通知書用封筒への広告掲載は大阪、埼玉、広島など他府県でも実施しているが、給与明細書への広告掲載は全国でも初めてという】(読売)
●小泉改革でも役人天国は変わらず。
【公益法人や独立行政法人などに役職員として天下りしている国家公務員が昨年4月時点で2万2093人に上ることが衆院の調査で明らかになった。うち役員としての天下りは4割に当たる8884人。天下り先団体への補助金などの交付額も総額5兆5395億円に達した】(日経)
●JAL2407便(大阪発鹿児島行き、乗客・乗員89人)が離陸直後、気圧調整用の与圧装置の不具合を示すランプが点灯したため大阪空港に引き返した。
相次ぐ運航トラブルなどで経営が悪化している日本航空グループで、役員や部長ら約50人が、持ち株会社である日本航空の新町敏行社長(63)ら首脳3人に対し、業績不振の責任をとり辞任するよう求めていることがわかった(各紙)
【社員の給与を削減する提案に労働組合が反発して交渉が難航しているのに加え、幹部から辞任要求が出たことで、経営陣の求心力低下は避けられず、首脳陣の進退問題に発展する可能性もある】(朝日)
●日本振興銀行が元金融庁顧問の木村剛会長の親族関連企業に計約5億7000万円を融資したことが衆院予算委員会で取り上げられた。質問した民主党の馬淵議員は木村会長の参考人招致を求めた(各紙)
●ライブドアがマネーロンダリング(資金洗浄)に協力したとされるスイスの金融機関「クレディ・スイス・ファースト・ボストン銀行」の日本法人に対し、証券取引等監視委員会が【調査を始めた】(産経)
●今日の「イラク自衛隊情報」
(1)フセイン元大統領は裁判長の強引な訴訟指揮に抗議し、3日間、ハンガーストライキをしている(産経Web=共同)
(2)イラク南部のバスラ県評議会は、ムハンマド風刺漫画掲載問題に絡み【デンマーク軍部隊に撤退を求める声明を出した(略)駐留部隊は約500人規模】(読売)
●フィリピン北部のバタンガス州サントトマスで昨年7月、東京都在住の会社員、油科(ゆしな)孝章さん=当時(40)が射殺された事件で、
【知人の日本人の男らが関与した疑いがあるとして、警視庁捜査一課がフィリピンに捜査員を派遣するなど、捜査に乗り出したことが分かった。男性には保険金がかけられていたことから、捜査一課は保険金殺人事件の疑いもあるとみて、十四日にこの男ら七人前後を別の事件で逮捕するなどして全容解明を進めている】(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15iti001.htm
(松尾信之)