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□今日のマスコミ 2006/02/12 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0602/0602129102/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ ２月１２日 2006/02/12
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●「トリノ冬季五輪」速報（各紙Web）
（１）フリースタイルスキー・女子モーグルの金はジェニファー・ハイル（カナダ）。
上村愛子は５位、里谷多英は１５位、伊藤みきは２０位だった。
（２）ジャンプ・ノーマルヒル予選で、原田雅彦は９５ｍを飛んだが「体重に比べて長すぎるスキー板を使った」規則違反で失格！葛西紀明、伊東大貴は予選を通過。岡部孝信は予選免除で決勝へ。
（３）「今大会日本人メダル第１号を目指す」と報じられていたノルディックスキー複合の高橋大斗のジャンプは１２位。腰痛の影響で距離を棄権した。ゲオルク・ヘティッヒ（ドイツ）が金。日本勢は小林範仁が１６位、畠山陽輔３２位、北村隆４３位。
【エースの顔にはあきらめと自嘲（じちょう）の色があった。得意の飛躍で不本意な成績に終わった高橋は「こんなものでしょう。これ以上は望めないです。今のところ」と淡々とした口調で切り出した。９日のジャンプ練習で痛めた腰の状態は、出場さえ危ぶまれるほど深刻だった（略）「おれってアホだなー。同じ過ちを２度繰り返してる」と悔やんだ】（産経Web=共同）
（４）スピードスケート・男子５０００ｍはチャド・ヘドリック（米国）が６分１４秒６８で金。宮崎今佐人は６分４０秒０３で２１位、牛山貴広は６分５１秒５３で２７位。
●『毎日』の世論調査（電話）によると、
【小泉内閣を「支持する」と答えた人は１月の前回調査より４ポイント減の４８％となり、「支持しない」は５ポイント増え４０％に達した（略）無党派層で不支持が支持を逆転するなど支持構造に変化も出始めている】
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060212k0000m010129000c.html
また、皇室典範改正については【女性が天皇となることには７８％、母方が天皇の血筋を継ぐ女系天皇に関しては６５％が容認、昨年１２月の調査に比べ減少したが、なお多数派を占めた】
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060212k0000m010128000c.html
●社民党は｢建国記念の日｣の１１日に党大会を開き、日本版「社会民主主義」の理念を「平和・自由・平等・共生」とした「社会民主党宣言」を全会一致で採択した。自衛隊の現状を「違憲状態」と明記したことに異論は出なかった(各紙)
「自衛隊合憲」に転換した９４年当時の旧社会党委員長で、今大会で土井たか子氏とともに「名誉党首」となった村山富市元首相は【「最小限度の自衛の戦力を持つことは違憲ではない前提は変わっていない」としつつ、「路線というのは、国際情勢や国内情勢が変わってくればそれに対応する。戦略、戦術が変わってくるのは当然」と述べた】(朝日１３版)
これに対して民主党の前原代表は「現実的でない状況に社民党が戻ったのは残念だ」と批判（各紙）
●警視庁公安部は週明けにも、核開発に転用可能な３次元測定機を無許可で輸出した疑いで川崎市の精密機器メーカーを家宅捜索する。
２年前のリビア核査察でも、このメーカーがマレーシアの企業に輸出した３次元測定機が見つかっているため、「核の闇市場」との関連の解明が注目される（各紙）
●在日米軍再編に関する日米協議で、米側は沖縄の第３海兵遠征軍司令部グアム移転の経費を約９０００億円（７６億〜７８億ドル）と提示した。
だが、積算根拠を示さなかったために日本側負担金については再協議することになった（各紙）
『産経』は「日米同盟の危機」とこう書いている。
【防衛施設庁の談合事件で地元調整はストップし、防衛庁の交渉担当者を更迭したことも米側の不信感を招いた。イラクの自衛隊撤退など課題が山積するなか、再編協議が頓挫すれば「同盟危機」の発火点になりかねない】
●今日の｢イラク自衛隊｣情報
CIAの中東分析統括責任者だった元情報官ポール・ピラー氏が、『フォーリン・アフェアーズ』（３・４月号＝今月下旬発売）に告発文を寄稿、ブッシュ政権を批判している。
【開戦前のブッシュ政権について「あらかじめ決めた結論に従うデータだけをつまみ食いし、情報を政治的な目的で誤用し続けた」と告発する論文を論壇誌に寄稿した。直接の当事者が、これまで問題にされてきた大量破壊兵器（WMD）所有・開発疑惑の根拠の有無ではなく、政権による情報の扱いそのものに政治的意図があったと批判する内容で、波紋を呼びそうだ】（朝日）
●「ムハンマド風刺漫画」はトリノ五輪にも【暗い影】（産経）を落としている。【「襲撃、怖い」不足へ厳戒】（同）だが、各国では……
（１）「仏イスラム教評議会」は風刺漫画を掲載した仏週刊紙『シャルリー・エブド』の提訴に踏み切ることを決めた（各紙）
（２）風刺漫画掲載で中心的な役割を果たしたデンマーク紙『ユランズ・ポステン』のフレミング・ローゼ文化部長が休暇を言い渡された。
【同紙の編集長は、休暇入りを命じた理由について、「彼は誰も理解できないほどの圧力を感じている」と語った】（読売）
（３）独紙『フランクフルター・アルゲマイネ』は、風刺漫画１２枚のうち１枚を描いた漫画家とのインタビューを掲載。
【この中で漫画家は、「キリスト教を風刺する絵を描いたことは何度もあった」と釈明する一方、「デンマーク人はイスラム教のことをよく知らない」と述べ、ムハンマドの絵を描くことの重大さを知らなかったという反省の意を示している】（読売）
（４）世界最大のイスラム人口を抱えるインドネシアの警察は、風刺漫画を転載したタブロイド週刊紙『ペタ』（部数３０００部）の編集長を「不敬の疑い」で事情聴取した（各紙）
●東京地検特捜部は明日１３日、ライフドア堀江前社長ら４人を証券取引法違反で起訴、粉飾決算の容疑で再逮捕する（各紙）
東京証券取引所は【証券取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）の罪で起訴されるか、証券取引等監視委員会が同容疑で告発すれば上場廃止を決める方針】（日経）
●イスラエルのシャロン首相（７７）は、大腸を５０センチ切除する緊急手術を受け、「当面の危機は脱した」という（各紙）
●先の日朝協議で、【北朝鮮がいわゆる「強制連行」と「従軍慰安婦」の被害者数をそれぞれ８４０万人、２０万人と挙げ、経済協力とは別に日本に補償を求めていた】（産経）ことが分かった。
●中国が麻生太郎外相への批判を強めている。
【外相が最近、日本の台湾植民統治を賛美したとして批判のトーンを上げ、メディアの「麻生たたき」もエスカレートした。「ポスト小泉」に対日関係改善を期待する中国は、麻生氏批判を通じて、同氏や安倍晋三官房長官ら次期首相候補を牽制（けんせい）し始めたようだ】（産経）
●大阪府教育委員会のNO.２だった和佐真宏（わさ・まさひろ）元教育監（６１）が収賄容疑で逮捕された。
上宮太子中・高を運営する学校法人の前事長・小林昭五（７５＝贈賄容疑で逮捕）から、親族を府立高校非常勤講師に採用するよう頼まれ、３５万円相当の「お仕立券付きスーツ服地」を受け取った疑い。２人とも容疑を認めている（各紙）
和佐容疑者は昨年３月に教育委員会を定年退職し、現在は近畿大教授。『学校評価を共に創る―学校・教委・大学のコラボレーション』（学事出版）を共同編集している。
小林容疑者は昨年５月、「理事長渉外費」の過剰支出が問題化し「健康上の理由」で理事長を辞任した。
●新潟市立小針中学教諭は２０万円の賄賂を受け取ったとして逮捕された。
収賄の疑いで逮捕されたのは工藤展久容疑者（４２）。私用のパソコンを購入した教材販売会社「新潟教材」の元社員・大内貞吉容疑者（６９＝贈賄容疑で逮捕）らに備品納入の便宜を図り、未払い代金２０万円を帳消しにしてもらった（各紙）
●今日の訂正記事
・『朝日』１面 【４日付「花おりおり カンザキアヤメ」の記事で、「大重千寿子さんが夫の句を引く」とあるのは｢師の句を引く｣の誤りでした。訂正します。】
・『日経』１１面 【５日付｢質向上への取り組み｣の記事中、「山田洋・総院長」とあるのは「山口洋・総院長」の誤りでした。】
●今日１２日は新聞製作を休み、明日の朝刊は休ませていただきます（各紙）
(松尾信之)
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。