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http://tvmania.livedoor.biz/archives/2006-02.html#20060207 から転載。
2006年02月07日
★日刊ゲンダイが掲載した、日テレへの「謝罪広告」(画像アリ)
今日発行、日刊ゲンダイの芸能面より。
謝罪広告
平成17年6月17日付本紙1面及び芸能面で、
同月13日放送の日本テレビ「ニュースプラス
1」に貴乃花親方が出演した際、「日テレから
出演ギャラ1000万円が支払われていた」
「金で買った視聴率」とする記事を掲載しまし
たが、それは事実に反していました。同記事を
取り消し、日本テレビ、貴乃花親方及び関係者
にご迷惑を掛けたことをお詫びします。
平成18年2月7日
株式会社日刊現代 編集局
日本テレビ放送網株式会社 御中
日テレが名誉毀損で日刊ゲンダイを訴えていた訴訟(1100万円の損害賠償と謝罪広告)で、両者は1月23日に東京地裁で和解。和解の内容は、ゲンダイが日テレに和解金を払い、謝罪広告を掲載する、という2点。毎日新聞によると、和解金の金額は明らかにされていない、とのこと。裁判費用程度?
1月24日の一般紙や共同配信のスポーツ紙(web版)、夕刊フジ(ZAKZAK)も訴訟の結果を掲載していたが、ゲンダイはもちろんのこと、スポーツ紙と夕刊フジ「本紙」(=新聞)には掲載されず。24日の紙面は「ライブドア堀江逮捕」という大ニュースがあったから、とも取れるが、同日の日テレ「プラス1」ヤラセ報道についての処分は各紙掲載しているだけに、同業者・ゲンダイに対する遠慮なのか。
謝罪広告には「日刊現代編集局」とだけあり、責任を負うべき個人の名前が欠落している。一般企業の謝罪広告は、社長など個人の名前で謝意を表するのが当然。しかし、出版社(雑誌協会加盟の日刊現代も”出版社”)の謝罪は、コアマガジン「BUBKA」の謝罪のときもそうだったが、個人を隠すケースが多い。
普段の紙面で、組織より個人を叩くゲンダイが、自分が批判される側になると組織を盾に個人を隠す。もっとも、ゲンダイ紙面で個人を批判しているのは「事情通」「関係者」という「名無しさん」が多いが、今は匿名という名のもとに何を書いてもOK、という時代ではないのでは。