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【土佐高知の雑記帳・ブログ】
テレビ局とファシズム
http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-166.html
3日間のスキーツアーの中でも
ホリエモン事件にまつわる話題は尽きなかった。
そのなかでテレビの報道ぶりで
みんなが激怒したときがあった。
土曜日の午後10時からの
「ブロードキャスター」(TBS)。
なんとスタジオ内に
ホリエモンが収監されているという
東京拘置所の拘置部屋をつくったのだ!!
これをみてみんな唖然!
バカ、○○…←放送禁止コード
などの罵声がブラウン管に投げかけられた。
だれもこんなバカなことを止めなかったんだろうか?
だとしたらテレビ局は終わっている…。
報道と興味本位は違うだろう。
ホリエモンが収監されているところを
こと細かくみせる必要がどこにあるんだ?
それは「のぞき見趣味」でしかない。
たしかに視聴者の「覗き見」欲望はある。
だからといってテレビ局が公共の電波をつかって
その欲望を満たすことにのって
覗き見競争を煽って
公器(もう死語かもしれないが)としての責任をはたせるのか?!
もっと違うことを
えぐり出すのが報道ではないのかと思う。
この「ブロードキャスター」の
ホームページをみていると
「ブロードキャスターの経済御意見番!!川原雄三のハッキリ言うぞう!!」という
コンテンツがあって
そこでメディアの責任について言及していた。
また、翌日1月29日の同じTBSの「サンデーモーニング」の
「風を読む21」の「“虚”の時代」でも
キャスターたちがメディアの責任にも言及していた。
だが、彼らには「メディアの責任」というものが
どれだけ自覚されているのか、
ホリエモン逮捕後の報道を見ているとはなはだ疑問である。
いまテレビ局に求められているのは、
付和雷同してホリエモンバッシングをすることではない。
むしろ反対に
たとえば、この時期になぜ
検察がホリエモン逮捕に踏み切ったのか?
なぜ、ホリエモンがねらわれたのか?
その背景は何か?
それらに目を向けて報道する局があっていいのではないか。
それがないことに日本のテレビ局の
ファッシズムに弱い体質をみるのは
うがちすぎだろうか?
≪蛇足≫
こう考えていたら
TBSというのは、
あのオウム真理教事件でも
「勇名」をはせたテレビ局だったことに思い当たった。
なるほどね(^○^)