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□今日のマスコミ 2006/01/30 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0601/0601308416/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ １月３０日 2006/01/30
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●『読売』世論調査で内閣支持率が急落したことが判明した。
ライブドア事件の原因を【「経営者や企業幹部のモラルの欠如」と見る人が７３％に達し（略）
小泉内閣の支持率は５２・０％、不支持率は３６・１％だった。調査方法が異なるため単純に比較はできないが、堀江容疑者逮捕前の２１、２２日に実施した調査（面接方式）に比べ、支持率は４・１ポイント減少した】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060130i101.htm?from=main1
●そのため自民党は「ホリエモン擁立」問題の鎮静化を図ろうと躍起になっている。
片山参院幹事長はフジテレビの番組で、「武部氏も『不明を恥じる』と言っている。一件落着と考えていい」と、勝手に幕引きを図ろうとしているが、民主党の鳩山幹事長は、NHKの番組で自民党とライブドアグループの関係を追及する考えを示した（各紙）
●『朝日』が９０億円に上るライブドア粉飾【工作の手口、判明】と書いている。
ポイントは【粉飾の原資になった自社株売却の隠れみのに使われたのは投資ファンド「VLMA1号投資事業組合」】。沖縄で「自殺」した野口英昭・投資会社元社長が設立と運用を依頼していたという。
野口氏の死について新聞は書かないが、週刊誌はこんな疑問をぶつけている。
・『週刊ポスト』（１月３０日発売）【怪死した元側近は安倍晋三官房長官の後援会「安晋会」とつながっていた】【検視報告をキャッチ「野口氏の遺体は殺されたと叫んでいる」】
・『週刊文春』（１月２６日発売）【本当に自殺なのか 野口“怪死”と堀江の“闇”】
●『朝日』の若宮啓文論説主幹がコラム｢風考計｣で【ブレーキ踏んだ保守のドン】と題して、『読売』渡辺恒雄主筆との対談を振り返っている。
若宮主幹は【「保守」を自認する読売が極端な右派と一線を画そうというのだから、これは大きな意味がある】と自画自賛。それはともかく、渡辺主筆が【「靖国神社の本殿の脇にある、あの遊就館がおかしい。(略)軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」】と言った。
この「遊就館」が外交問題としての靖国のキーワードなのだ。
『毎日』が今日から始めた【揺れる日米中 小泉外交 光と影】の見出しは、ズバリ【米「遊就館」を注視 皇国史観 靖国不信広がる】
在ワシントン｢知日派外交官｣が匿名を条件にこう語ったという。
【日中間に歴史解釈の違いがあるというだけの話なら米国は無視するが、yushukanは無視できない。真実を語っているとは思えない。首相が戦没者に敬意を払うのはいいが、問題はyushukanとのかかわりだ】
小泉首相ドノ、｢個人の心の問題｣との説明だけでは、アメリカや『読売』も説得することはできない。そのことに気付くべきだろう。
同じ『毎日』のコラム｢発信箱｣で山田孝男記者が【むかし軍部追従、いま検察追従で、変わらぬものといえば俗論迎合の卑しさしかないおまえが、どのツラ下げて明日を語り、針路を説くのか。そう感じている読者が少なくないと思う】http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/
と、ホリエモン騒動を自戒している。
これらを合わせ読むと「小泉･靖国･ライブドア･マスコミ」問題が見えてくる。
●昨日の｢地方選挙｣の結果
・岐阜市長選：現職の細江茂光氏（５７＝自民、民主推薦、公明支持）が共産推薦の新人を破り再選。投票率３０．２８％（過去最低）
・宮崎市長選：周辺３町との合併直後の選挙で、下津村重光氏（５８＝民主、社民推薦）が旧宮崎県佐土原町長らを破り４選。投票率５３．６７％
・平川市（青森県）：合併・新市誕生後初の選挙で、自・公推薦の旧平賀町長・外川三千雄氏（７２）が無投票当選。
･二戸市（岩手県）：合併・新市誕生後初の選挙で民推薦の旧二戸市長・小原豊明氏（６５）が自・公推薦の前県議・工藤篤氏（６０）を破り初当選。投票率７５．６８％
・南相馬市（福島県）：合併・新市誕生後初の選挙で旧原町市長・渡辺一成氏（６２）が、民・共推薦の横山氏を破り初当選。投票率６５．７８％
・本庄市（埼玉県）：合併・新市誕生後初の選挙で自推薦の旧本庄市長・吉田信解氏（３８）が無投票当選
・嬉野市（佐賀県）：合併・新市誕生後初の選挙で旧嬉野町長・谷口太一郎氏（５９）が無投票当選
・延岡市（宮崎県）：首藤正治氏（５０）が、４選を目指した自・公・社推薦の桜井哲雄氏（７０）らを破り初当選。投票率６０．２５％
・岡山県津山市の中尾嘉伸市長（７１）の解職の是非を問う住民投票が行なわれた。解職賛成２万５４３９票、反対１万３５２７票で中尾市長は失職した。投票率は４５．９０％
・選挙違反事件で衆院議員を辞職した都築譲氏（５５）が、愛知県一色町長選に出馬して当選した。都築氏は０３年の衆院選で愛知１５区から民主党公認で立候補、比例東海ブロックで復活当選したが、出納責任者らが選挙違反で摘発されて議員辞職していた。
●慶応大学の総合政策、環境情報学部（神奈川県藤沢市）が今春から、予備校「早稲田塾」と共同で高校生１５人を対象に先端科学の連続講座を開く。
【受講すれば同大に入学できるということはないが（略）早稲田塾に通っていなくても応募可能で、選抜試験では、米誌タイムの記事を読んだ上での小論文と面接を課する予定だ】（読売）
●ポーランド南部の町ホジュフで「伝書バトの国際品評会」が行われていた見本市会場の屋根が崩落、６６人が死亡、約１４０人が負傷した。最低気温が氷点下１５度まで下がり捜索を打ち切った（各紙）
●北朝鮮の金正日総書記の義弟（総書記の妹、金敬姫党軽工業部長の夫）、「失脚した」とされていた張成沢（チャン・ソンテク）党組織指導部第１副部長（５９）が２年半ぶりに中央に復帰した（各紙）
【張氏は首都・平壌の都市建設関連部署の担当となったとの情報があり、金総書記が先の訪中（１月１０〜１８日）での経済特区視察で得た知識を基に、今後、力を入れると見られる経済改革に関与する可能性がある】（読売）
●中国では春節（旧正月）の大型連休が始まり、１３年ぶりに爆竹が解禁された。新華社電によると、河南省林州市で爆竹が爆竹倉庫に引火して爆発、１６人が死亡、多数が負傷した（各紙）
●きょうの｢イラク自衛隊｣情報
（１）陸自第１師団（東京都練馬区）を中心に編成された第９次イラク復興支援群（約５００人）の第１波約１５０人が羽田空港から出国した。鬼島孝２曹（３５）と妻の浩子士長（２５）の「夫婦派兵」も話題（各紙）
（２）サダム・フセインの第８回公判が行われたが、フセインら８人の被告と弁護団は裁判長の強硬な訴訟指揮に反発して退席、公判は大荒れとなった（各紙）
（３）各地でシーア派やキリスト教徒を狙ったとみられる爆弾テロが相次ぎ、少なくとも計１６人が死亡した。スンニ派によるテロとみられる（各紙）
（４）イラク中部タージで、米ABCテレビのニュースキャスター、ボブ・ウッドロフ氏とカメラマンが乗った車が道路脇に仕掛けられた爆弾による攻撃を受け、２人は重体。米陸軍第４歩兵師団の同行取材中でイラク軍車両に乗っていた（各紙）
●長崎大大学院医歯薬学総合研究科分子医療部門の吉浦孝一郎助教授と新川詔夫教授らが、長崎県在住の日本人１２６人の耳あかの型を調査した。その結果、耳あかがパサパサした「乾型」か、脂肪分でネットリとした「湿型」かを決める遺伝子が見つかったという（各紙）
【日本人は７割以上が乾型だが、白人や黒人は９７〜９９％が湿型など、民族で違いが大きい】（毎日）
●越本隆志（３５）が世界ボクシング評議会（WBC）フェザー級タイトルを獲得。輪島功一の持つ世界チャンプ日本人最年長記録（３２歳９カ月）を更新した（各紙）
●プロ野球・巨人の高橋由伸外野手（３０）が、慶応大で同窓の日本テレビ･小野寺麻衣アナ（３０）と入籍した。小野寺アナの【担当番組は「あさ天サタデー」「いつ見ても波瀾万丈」】（日刊スポーツ）など。
(松尾信之)
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