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2006-01-29
http://www.janjanblog.jp/user/jp2681/jp2681/2128.html
深夜の討論番組を見ていての印象です。この番組は、いくらかましな方だと思っていましたが、ライブドア「特に堀江氏」報道で掌を返した対応がおかしいとの批判があると言う話になったところ、ワイドショーのキャスターが出てきて、「私の番組を検証したが堀江氏を持ち上げるようなことはしていない」とプロ野球問題から始まって日本放送関連を経てと経過を述べていて、いかにも責任がないような主張をしていました。貴方がどう思っても良いでしょう、何を主張しても自由ですが、マスコミはホりエモン・ホリエモンと確かに煽っていましたよ。だいたい、テレビの検証をするのは誰なんでしょう。番組を検証するのに、その番組のキャスターが検証したが問題ないとは、犯罪者がその犯罪を検証したが、問題ないから無罪と言っているのとそれほど変わらないと思われます。その上、菅直人氏が、テレビと言うのは一種権力なのだから自覚を持たなければと述べたところ、司会役の田原氏が否定し、其れが通らないと「だから民主党は政権が取れないとまで言い出しました。耳の痛いことは否定し、封殺する。まさに権力そのものであり、権力の驕りでしょう。菅氏が個人としての意見をいったら、民主党云々というのも人権軽視の現れです・田原氏については、ある程度の評価はしていたのでがっかりしました。それが権力だと切り返していただければ、私の中での、菅氏の評価もぐっと上がったでしょうに。いずれにしても、考える余地を与えず、映像と音声で、視聴覚から頭に直接入り込むテレビは、思想まで容易に刷り込めるという意味で、菅氏の指摘を待つまでもなく紛れもない権力です。この権力が他の権力と結びついたときが、遠くはナチスドイツであり、近くは「小泉劇場」でしょう。マスコミに意図があったとすれば思惑どおり、なかったとすれば、無自覚の結果が自民党大勝です。