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「感動」禁止!〜「涙」を消費する人びと〜
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投稿者 white 日時 2006 年 1 月 15 日 01:26:54: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 『感動禁止!』(笑) 投稿者 ウソ捏造工場 日時 2006 年 1 月 15 日 01:15:18)

□「感動」禁止!〜「涙」を消費する人びと〜

 http://www.kk-bestsellers.com/cgi-bin/detail.cgi?isbn=4-584-12102-8

「感動」禁止!〜「涙」を消費する人びと〜

著  者 : 八柏龍紀
定価(税5%) : \819
( 本体価格 : \780 )
判  型 : 新書並製
刊 行 年 : 2005.12.15
ISBNコード : 4-584-12102-8

内容紹介
「感動をありがとう!」「勇気をもらいました!」って気持ち悪いと思いませんか?
オリンピック、サッカーW杯、小泉劇場、韓流・セカチュー……
簡単に熱狂するカラッポ人間は、いつ、そしてなぜ生まれたのでしょうか??
2006年はオリンピックにサッカーW杯と、大きな「祭り」が続きます。アナウンサーは「感動をありがとう!」と絶叫し、テレビ・雑誌はお涙頂戴物語にあふれ、街頭でマイクを向けられた人びとは屈託なく「勇気をもらいました!」と語ることでしょう。……本来、「感動」や「勇気」は与えられるものではなく、自らの内から自然に湧き出るものだったはず。だからこそ、価値があったはずなのに!!
一体、いつから「涙」は軽くなり、「感動」はお安いものになってしまったのでしょうか?内実なき熱狂を買い求めるカラッポ人間が、なぜ多数派を占めるようになってしまったのでしょうか?
「消費」をキーワードにニッポン社会の変遷から解き明かし、いまどきニッポンを社会哲学で鋭く考察します。

<目次>
まえがき 「感動をありがとう!」はおかしい
第1章  「感動」は奪われた―かくて「祭り」は消費された
第2章  「感動」は量産される―「個性」は消費物である
第3章  「感動」を買ったオンナは、しあわせか?―フェミニズムと消費の恋愛関係
第4章  残された「感動」の居場所―高度消費社会の「祭り」と「場」
第5章  感心できない「感動させてくれ」病―「不満」を消費する人々
あとがき 汚れちまった涙

著者紹介
八柏龍紀(やがしわ たつのり)
1953年秋田県生まれ。慶應義塾大学法学部・文学部卒。高校教員を経て、歴史教師として予備校などで教鞭を執る一方、『思想の科学』などで社会哲学や現代史に関する執筆を展開。2000年からは、東京大学駒場キャンパスで自主ゼミを開講している。また、同年より学生のみならず社会人も対象とした社会哲学ゼミ(宏究学舎)も開講し、演習と講義を行っている。
著書に『セピアの時代』(大和書房)『戦後史を歩く』(情況出版)『日本の歴史ニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)ほか。

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