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□テレ東・菅谷社長の名物発言に注目 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1515243/detail
テレ東・菅谷社長の名物発言に注目
テレビ東京の菅谷定彦社長(66)がNHKを皮肉るような発言をして注目を集めている。
先週24日に行われた定例会見で、NHK紅白歌合戦について聞かれた菅谷社長は「みのもんたさんが(紅白の)司会なので、古い歌をやるんでしょう。うちの路線に近づいてきた」とコメントした。テレ東は毎年紅白の“裏”で「年忘れにっぽんの歌」を放送している。今年の紅白が「日本の名曲」というテレ東と似たようなテーマを打ち出しているから皮肉ったのだ。
しかも、NHKはマイペースのテレ東とは異なり、紅白の出場歌手の選考を巡ってドタバタしている。菅谷社長の一言は「的を射ている」と関係者に大ウケしているのだ。
これまでも、“菅谷発言”はたびたび話題になっている。今年5月には視聴率が低迷している巨人戦について「金に飽かせて4番バッターばかりとるのは大嫌い。そういった雰囲気が(ファンに)広まってきているのでは」と発言。フジの菊間千乃アナ(33)が「NEWS」の内博貴(19)に酒を飲ませて問題になったときも、「テレビ局の顔はアナウンサーなので、誇りと自覚を持って行動してほしい」と他局批判を展開して喝采を浴びた。
先月28日には楽天がTBSに経営統合を申し入れていることについて「報道機関は中立、公平が大事で、特定の株主が前面に出てくるのは自殺行為。(楽天社長の)三木谷さんは撤退すべきだ」とバッサリ切り捨てた。
“モノ言う社長”の名物発言はテレビマンにとっても楽しみになっている。
【2005年11月28日掲載】
2005年12月01日10時00分