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□在京民放5局 日テレなど3社がCM収入減少 [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1495653/detail?rd
[在京民放5局]日テレなど3社がCM収入減少
楽天がTBSに経営統合を提案するなど「ネットと放送の融合」をめぐる動きが激しさを増している中、在京民放キー局5局の05年9月中間連結決算が17日出そろった。日本テレビ放送網とTBS、テレビ東京の3社でCM収入が減少、日本テレビとTBSは減益になった。下期以降の広告収入についても、各局とも「極めて厳しい」との見方で一致しており、肥大化するネットに広告収入を奪われることに警戒感を強めている。
CM収入が減った3社のうち、日本テレビは特定時間に流すタイムCM、番組間に流すスポットCMとも大幅に売り上げが減少し5局の中で唯一、減収減益になった。TBSもスポットCMの不振が響き、経常利益は前年同期比50%減と大幅減益だった。
フジテレビジョンは、連結子会社のニッポン放送とポニーキャニオンが収益面で大きく貢献。テレビ朝日はサッカーW杯アジア最終予選などの視聴率が好調で、CM収入が大幅に伸びた。
ただ、10月以降はテレビ朝日を含め、各局ともスポットを中心としたCM収入が前年同期を下回っているという。化粧品業界や新車投入が少ない自動車業界を中心に、「広告対象を絞るため、広告媒体をテレビからネットに移す動きが広がっている」(日本テレビ)との見方が強い。
このため、各局は独自のネット戦略構築を急いでいる。ただ、ニッポン放送株の争奪戦の末にライブドアと資本提携したフジテレビは「番組制作現場での提携などを進めているが、収益面で何のメリットも出ていない」(糸山雄二専務)と述べており、「ネットと放送の融合」の効果が出るには時間がかかりそうだ。【TBS問題取材班】
2005年11月17日20時05分