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□NHK記者放火事件でもう一つの話題 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1486478/detail
NHK記者放火事件でもう一つの話題
不祥事続きのNHKをさらに震撼させる決定的スキャンダルに局内は大揺れである。大津放送局記者の笠松裕史(24)が連続放火で逮捕された前代未聞の事件である。笠松は「むしゃくしゃしてライターで火をつけた」などと供述していてめちゃくちゃだ。
このNHK始まって以来のとんでもない事件は、記者が起こした犯罪という異常さとともに気になる点がある。笠松の出身校である。立命館アジア太平洋大学という聞き慣れない大学の出身なのだ。
NHK局員の出身大学でかつて話題になったのは海老沢勝二前NHK会長の二男、洋氏。洋氏は石巻専修大学が出身校だった。東大や京大、早慶など六大学出身が目立つ中で異色の大学といわれたが、笠松の立命館アジア太平洋大学はこれに匹敵する。
設立は2000年。京都の立命館大学とともに学校法人立命館のもうひとつの大学で、キャンパスは大分・別府にある。学生総数は4400人。学部はアジア太平洋マネジメント学部(経営学)とアジア太平洋学部(観光学)の2学部のみ。学生の6割は日本人で残りの4割はアジアなど70カ国の外国人だという。こんな新設校からNHK記者になることができるとは驚きである。
おそらく笠松はNHKに入局した同大初の学生ではないか。NHKに尋ねると「職員の出身大学については個人のプライバシーに関わることなので、お答えは差し控えさせていただきます」(広報局)との回答。
縁故採用、コネ採用という線も考えた方がよさそうだ。
【2005年11月9日掲載】
2005年11月12日10時00分