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【ロンドン=横田一成】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は4日付の紙面でアンドリュー・ガワーズ編集長(48)が辞任し、後任にライオネル・バーバー米州版編集担当(50)が就いたことを明らかにした。FTはここ数年、部数減と広告収入の減少で赤字が膨らんでいた。親会社のピアソンは「ガワーズ氏との間で戦略の違いがあった」とだけ説明しているが、収益悪化を踏まえた事実上の更迭とみられる。
FTの広告収入は2000年のピーク時と比べて半分以下まで減り、販売部数も01年12月の約47万部から今年6月には10%減の約42万部になった。販売競争が激しい英国内での部数が大幅に下がっている。
バーバー新編集長はインターネットなど電子媒体を通じたニュース配信を拡大する重要性を強調した。同氏は記者として活躍した後、欧州版などの編集を担当した。 (00:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051104AT2M0402504112005.html