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歴史のタイムスパンと日々の現実が交錯する時がある。
アメリカでは今、「都合のいい情報だけをリークしている」
と画策を謀った、リビー首席補佐官被告の情報漏洩問題が、表舞台で裁きの時を迎えている。
チェイニー副大統領も、今後どうなるかは不明だ。
この事件の本質は、【戦争正当化のためのメディア利用・情報操作】にある。
【CIA工作員情報事件】?とは誤訳であろう。【ホワイトハウス情報工作漏洩事件】が正しい。
多くの命が失われ、血が流れた
当時、誰がどのタイミングで戦争という悪魔の背中を押したか???
新聞繰って調べりゃ直ぐ解る。
【取材源の秘匿】と【巨悪の隠蔽加担】が天秤にかけられる事自体、ジャーナリズムの本分・使命の危機を示す事件でもある。
かたや、日本では在日米軍再編中間報告が紙面を飾る。
今やアメリカ国民の60%を越える人々が、「イラク戦争は誤りであった。少なくとも行う価値のないものであった。」という世論状況に変化していると聞く。
自衛隊派遣の目的は別として、テロはいっこうに収まらず戻るに戻れない。
歴史のタイムスパンと日々の現実が交錯する時がある。
我々は今、【戦争正当化のためのメディア利用・情報操作】を画策したアメリカと在日米軍再編中間報告の取りまとめ交渉をしているのだろうか?
それとも、「イラク戦争は誤りであった」という60%以上のアメリカ国民の世論を代弁するものと交渉しているのだろうか?
・・・紙面で握手しているのは、アイも変わらずラム爺なんだが???
(この方、情報操作の為の別機関つくろうとして、ブッシュに目玉くらった話は記憶に新しい・・・)
どのような戦争も正当化することで免罪符を得。
永久戦争さえも正当化する。・・・もしそんな似非平和の為の後方支援、似非平和・自由の為のテロとの戦いに従うことを意味するのなら、アメリカも日本も世界の未来に希望は無いだろう。
アメリカ人にも 「天網恢恢疎にして洩らさず」 という言葉は通じると思うのだが?
60%のアメリカ人の良識に期待したい。
http://blog.livedoor.jp/shiryuhoshi/