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今朝から、共和党のヘンリー・ハイド米下院国際関係(外交)委員長が加藤良三駐米日本大使あてに送った「日本首相・議員の靖国参拝に『遺憾』」との書簡について、日本国内の主要報道機関が何か触れていないかと、いろいろあたったてみたが見あたらない。
この書簡については「韓国中央日報」、「東亜日報」が触れ、韓国放送公社(KBS)などの報道をもとに「しんぶん赤旗」がすでに報じている。
7月には、太平洋戦争開戦時の東条英機首相らをA級戦争犯罪人として裁いた極東軍事裁判(東京裁判)の判決を再確認する決議案が下院で可決され、さらには先日マコーマック報道官が「中韓の懸念の根拠を理解する」発言があったのにつづいての今回書簡。
これまで小泉首相の靖国参拝について静観する態度をとり続けてきたアメリカ首脳部だが、ここに来て首脳に近い人たちから「懸念」「遺憾」の発言がつづいている。こうした動きを主要新聞が何ら触れないのは、まったく奇怪千万だ。しかも今回は、駐米日本大使あてのものなのに、だ。
書簡を黙殺するこの姿勢の中に、情報操作の暗い影が見え隠れすると感じるのは、はたして小生だけの杞憂だろうか。
どなたか関連の報道をほかにご存じの方、情報をお寄せください。
【資料】
韓国中央日報 「米ハイド委員長、日本首相・議員の靖国参拝に『遺憾』」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=68872&servcode=200§code=200
東亜日報 「米下院委員長、『靖国参拝は遺憾』と日本政府に書簡」
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005102480878
しんぶん赤旗 「首相の靖国参拝 米外交委員長(下院)が『遺憾』 駐米大使に書簡」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-24/2005102401_02_3.html