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久し振りに読み応えのある本を読んだ。それは『小泉純一郎と日本の病理』と題した本だが、英語の題名を直訳して
『小泉のゾンビ政治』としたほうが遥かに内容を物語っていて、いかに現在の日本が狂っているかを実証している。
しかも、著者は日本を離れて40年近くアメリカに住み、世界を相手に仕事をしているジャーナリストだというのに、
日本のジャーナリストを束にしてもかなわないほど、日本の政治だけでなく社会や経済の問題に精通していて、
いかに日本のジャーナリストや評論家の意識が低く、世界に通用しないかを痛感せざるを得ない。
「井の中の蛙」とはよく言ったもので、精神的に徳川時代からの鎖国を続けている日本人は、
小泉の幼稚な政治力のせいで近隣諸国からも取り残されていて、世界の四流国に成り果てていることが良く分かった。
小泉がアフリカの独裁者のボガサ皇帝以下というのは強烈な皮肉だが、
小泉がやっているのがゾンビ政治だということは、この本を読んだ日本人なら納得するに違いない。
それにしても、国内に生きるジャーナリストがこれまでボケていて、こうした本を一冊も書いていなかったのは全く
恥ずかしい限りだ。
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