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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060601k0000m040085000c.html
過労病:05年度の労災認定は330人、過去最多
長時間労働などが原因で脳、心臓疾患になったとして05年度に労災認定されたのは、前年度比12.2%増の330人(うち死亡者157人)となり、申請の869人(前年度比6.5%増)とともに過去最多となったことが厚生労働省のまとめで分かった。仕事のストレスを原因とするうつ病などの精神障害になったとする労災申請も前年度比25%増の656人で最多。ただ、認定率は03年度より3.9ポイント低い28.3%で、精神障害の認定基準の見直しも迫られている。
過労病、過労死と言われる脳、心臓疾患の認定者330人を世代別にみると、50代が143人(同22人増)と最多で、40代95人(同17人増)、30代49人(同1人増)など。職種では運輸、通信従事者82人が最多で、管理職62人、専門技術職44人などとなっている。残業時間別では、月160時間以上も29人いた。80〜100時間が119人、100〜120時間が74人などだった。過労死の157人は、過去最多の02年の160人、03年の158人に次ぐ3番目。
精神障害による認定は127人(過労自殺、未遂の42人含む)で、前年度比2.3%減。30代が39人で最多、20代37人、40代25人、50代20人となり、20、30代の若年層で約6割を占めた。職種別では、専門技術職が40人と最多で、技能職20人、事務職17人などだった。年度ごとの認定率は、03年度は32.2%、04年度30.6%、05年度は28.3%だった。
過労死問題に取り組む過労死弁護団の川人博弁護士は「自殺では労災の申請は増えているが、認定件数は後退している。労災認定すれば、企業は社員の自殺防止に本腰を入れるので、厚労相は認定を促進すべきだ」と話している。【東海林智】
毎日新聞 2006年5月31日 20時29分 (最終更新時間 5月31日 21時50分)
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