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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060423k0000m040113000c.html
1日に日本茶を6杯以上かコーヒーを3杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、2型糖尿病にかかるリスクが3、4割下がり、太った人で特に効果が大きいことが文部科学省研究班(分担研究者・磯博康大阪大教授)の大規模調査で分かった。18日付の米国内科学会誌に発表した。
88年から90年に、全国の40〜65歳の男女1万7413人に飲食習慣などを聞いた。5年間の追跡調査の結果、日本茶を飲む量を「週に1杯以下」と答えた2030人では64人(3.2%)が2型糖尿病を発症したが、「毎日6杯以上」の3835人では88人(2.3%)と少なかった。年齢や飲酒量などを考慮して分析すると「1日6杯以上」は「週1杯以下」に比べ発症リスクが33%低かった。
コーヒーも、日に3杯以上飲むと、週に1杯以下よりリスクが42%低かった。
コーヒーと日本茶が含むカフェインを各153ミリグラム、30ミリグラムとして計算すると、1日に305ミリグラム以上のカフェインをとる人は、97ミリグラム未満に比べリスクが33%低く、特にBMI(体格指数)25以上の肥満者では51%もリスクが下がった。BMIは、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割って算出する。【山本建】
毎日新聞 2006年4月23日 3時00分
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