★阿修羅♪ > 不安と不健康11 > 378.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 石綿問題で周辺住民に救済金、クボタが最高で4600万円支払い(NIKKEI NET) 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 17 日 15:34:36)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/04/17/d20060417000080.html
クボタは17日午後、福田俊弘専務らが尼崎市で記者会見し、被害者側との合意内容を発表しました。救済金の対象となるのは、原則として、尼崎市にあったクボタの旧神崎工場でアスベストが使われていた昭和29年から平成7年にかけて、工場から半径1キロ以内に1年以上住んでいた住民や同じ地域の職場や学校などに1年以上通っていた人たちです。中皮腫などアスベストが原因とみられる病気になった場合、本人やその遺族に対し、年齢や家族の状況などによって、被害者1人当たり最高で4600万円、最も少ない場合2500万円が「救済金」として支払われます。
今回の取り決めについてクボタは、「健康被害の原因が工場のアスベストだと特定する根拠はないが、アスベストが飛散していなかったとは言いきれず、周辺の住民に影響を与えた可能性は否定できない。個別の因果関係にとらわれることなく、アスベストを使ってきた企業の社会的責任として救済金を支払うことにした。救済補償と呼んでもいい」と話しています。これまでにクボタに被害を申し出ている人の中では、少なくとも88人が支払い対象となり、救済金の総額は32億1700万円に上るということです。
公害問題をめぐり、原因とされる企業が裁判を起こされる前にみずから責任を認めて住民への補償を行うケースはほとんどなく、今回の合意はアスベストの被害者の救済のあり方を大きく変えるものになります。
▲このページのTOPへ HOME > 不安と不健康11掲示板