★阿修羅♪ > 不安と不健康11 > 375.html
 ★阿修羅♪
アスベスト被害、国家賠償求め集団提訴へ(asahi.com)
http://www.asyura2.com/0510/health11/msg/375.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 16 日 19:40:22: KbIx4LOvH6Ccw
 

2006年04月16日18時24分
http://www.asahi.com/national/update/0416/OSK200604150068.html

 国のアスベスト(石綿)対策が不十分だったため健康被害を受けたとして、大阪府南部の泉南地域にあった石綿関連工場の元従業員と近隣住民ら計8人が、国に慰謝料などの国家賠償を求める集団訴訟を5月中に大阪地裁に起こす。15日、被害者の救済に取り組んでいる「大阪じん肺アスベスト弁護団」(団長・芝原明夫弁護士)が開いた会議で決まった。請求額や企業を被告に含めるかどうかは今後検討する。石綿被害をめぐる集団訴訟は初めて。

 8人の中には、3月に申請が始まった石綿被害者救済法(石綿新法)の対象にならない人もおり、弁護団は訴訟で同法の問題点や幅広い救済の必要性を訴える方針だ。

 提訴する8人は、50〜70年代に石綿関連工場で働いていた元従業員とその家族、工場周辺に住んでいた住民ら。石綿を吸い込んだことが原因で、肺がんや新法の対象にはならない「石綿肺」(じん肺の一種)になった。

 弁護団によると、8人に対する聞き取り調査などから、工場では従業員にマスク着用を義務づけるなどの安全教育を怠っていたほか、換気が不十分だったため大量の粉じんが外部に飛散していたことが判明したという。

 弁護団は、排気・換気・除じん装置設置の指導▽工場内における粉じん濃度の管理――などの面で、国が旧労働基準法に定められた規制・監督義務を怠っていたと指摘。国の不作為に対する法的責任を問うことにしている。原告数は増える可能性もあるという。

 この日の会議では、大学教授らに呼びかけて石綿産業と健康被害の因果関係を調べる「研究班」を発足させることや、原告をバックアップしていく「国賠訴訟を支援する会」(仮称)を立ち上げることも決めた。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 不安と不健康11掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。