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(回答先: Re: 尊厳死と金の流れ 投稿者 万事急須 日時 2006 年 4 月 09 日 12:44:06)
http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2006/03/post_840d.html
フランスの男性が、両親の遺体の冷凍保存をめぐり長らく裁判で争っていたが、冷凍室が故障したことから遺体を火葬する結末となった。
Remy Martinotさんの両親の遺体は、将来蘇生されることを期待して冷凍保存されていた。1月には裁判所が遺体を火葬か土葬にするよう命令し、これに対しMartinotさんは上訴を考えていた。しかし零下65度に保たれていた地下室が零下20度にまで温度が上昇してしまったため、3/3に両親の遺体は火葬された。
「もはや保存を続ける意味はなくなったと判断しました。」「両親が亡くなった時ほど今は悲しくはありません。両親を悼むことはすでに済ませています。」「しかし父の最後の望みをかなえられなかったことはつらく思います。将来には父が正しかったこと、父が先駆者であったことが証明されたでしょうから。」とRemyさんは語る。
人体冷凍保存に熱心であったRemyさんの父Raymondさんは、1984年妻が亡くなった後、いつか科学の力が彼女を生き返らせることを祈ってその遺体をロワール渓谷のNueil-sur-Layonにある彼の城館で冷凍保存した。設備の維持費を捻出するため、彼は妻を保存している地下室を有料で見せていた。2002年にRaymondさんが亡くなると、息子のRemyさんがその遺体を冷凍保存していた。
その年の3月、裁判所は遺体を自宅の冷凍室で保管することは違法とし、また今年の1月には行政最高裁判所が両親の遺体を火葬か土葬するよう命令していた。Remyさんは欧州人権裁判所に上訴することを考えていた矢先の出来事だった。(BBC NEWS)【吉】
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