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スーパーサイズ・ミー
1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか? そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する“マック食”の中毒性が明らかになる。最初は実験を軽視していた医師や、スパーロックのベジタリアンの恋人も、彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。
体重はもちろん、肝臓などの数値の変化は衝撃的だが、同じ食事を繰り返すことが精神にも悪影響を与えるという点が興味深い。さらに驚くのは、監督のマック食と並行して迫っていくアメリカ人の食生活。何かと「スーパーサイズ」を選ぶように仕組まれたファーストフードに対する警鐘だけでなく、各地の学校における給食の実態には、けっこうびっくり。マクドナルドや給食を出す会社など、企業への批判をこうして映画にして、ヒットさせてしまうというのもアメリカの特殊な社会性だろう。偏食の恐ろしさを目の当たりにしながらも、本作を観ていると、何となくマック食がおいしそうに見えてくる…。それも不思議。(斉藤博昭)
内容紹介
【特典映像】
☆4つのカットシーン(約7分)【ゴミ袋13個/腹膜鏡手術を受けた女性/食症の人々の悩み/マックコレクターの夫婦】
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スーパーサイズ・ミー
[ 映画 ]
ファーストフード大国かつ訴訟大国のアメリカでは、ファーストフードを食べ続けて肥満になってしまったひとたちがマクドナルドを相手に訴訟を起こすなんてこともあったそう。結局、ファーストフードの有害性を十分に証明できなかった原告側が敗訴、その後「肥満の原因として食品提供企業を訴えることを禁止する」といった法案が可決されるに至ったそうです。
そんな経緯に対してのアンチテーゼとしての映画、スーパーサイズ・ミー。観て来ました。人間が1日3食マクドナルドを食べ続けたらどうなるか、監督自身がそれを実践したその体験レポート映画です。
かなり衝撃的な映画でした。結果からいくと、この映画を観てファーストフードを食べることを確実に躊躇することになりました。僕は食生活はあまり健全とは言えない方でしたが、そんな僕にとって影響を与えるに十分な内容でした。
「そんなの自己管理できないほうが悪い」そう思うのが世の中の大半かもしれません。しかし、この映画をみればそんな考えも変えざるを得ないといったところでしょうか。中毒性の高い成分を大量に含んだアメリカのファースト・フード。資本主義が故、株主の利益を追求し暴走するファーストフード業者。幼少時期に体験を刷り込み、大人になったときに本能でそれを受け入れてしまうマーケティング手法とその危険性。それを食い止める有効な策が実施できない社会構造。単にハンバーガーが健康に悪いといった問題提起ではなく、資本主義社会を見つめなおすという、もっと大きな視点で論旨を展開するドキュメンタリーです。
映画の雰囲気やストーリーの組み立て方、プレゼンテーションの構成やカメラワークは華氏911なんかによく似ていて、この手の映画が好きな人にとってはたまらない映画かも。
この作品は、東京では渋谷の小さな映画館であるシネマライズでしか観ることができません。内容的にも話題性でも、もっと大きな映画館で上映されるべき映画だと思いますが、そこには、メディアにとっての超大型スポンサーであるファースト・フード企業に配慮して大々的に展開できないというメディア側のジレンマがあるそうです。週刊誌で報じられていました。テレビ局においてはスポンサーを気にするあまり CM も打てない、番組内で紹介するわけにもいかない、といった状況なんだそうです。
個人的にすごくおすすめの映画です。上映が 3/18 までとあと少しなので、まだ観てない人は是非。やってる映画館は少ないですが、足をのばしてでも観にいく価値はあると思います。
ちなみに、影響されやすい僕はこの映画を観たあとまだ一度もファースト・フードを食べていないし、会社での間食も控えるようになりました。日本の業者が提供するそれは、欧米のそれに比べて扱っている食材はかなりクオリティが違うと聞いているので、そんなに心配する必要はないのかもしれないですけど。(笑)
そういえば、昨年アメリカにいったとき、ずいぶんと太めな人が多い国だなと思ったんですが、どうやら現在のアメリカでは人口の半数を超える人たちが肥満に分類されるようです。肥満というのも、体脂肪計で肥満ぎみに分類されるとかそんな生易しいものではなく、一目でそれとわかるような人が増え続けているとのこと。映画の序盤で、肥満人口が時間とともにどう増えていったかのプレゼンテーションがあるのですが、ここ10数年の間におけるその急激な増加は驚くばかりです。タバコに次ぐ死亡原因が肥満にあるという、社会問題にも発展しているそうな。
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