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そもそも、他人の犠牲の上にしか成り立たない医療は邪道なのだが。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20051231/mng_____kok_____000.shtml
中国で邦人108人臓器移植 死刑囚から提供-中日新聞
【北京=白石徹】中国で日本人の臓器移植手術を仲介する中国国際移植支援ネットワークセンター(遼寧省瀋陽市)は三十日、今年末までの二年間に、日本人計百八人が腎臓、肝臓の移植手術を受けていたことを明らかにした。日本国内のドナー(臓器提供者)不足が深刻なため、多くの重症患者が中国に渡航し、移植手術を受けている。
同センターによると、移植手術は北京、上海、瀋陽の有名病院で実施され、これまでに腎臓が九十七人、肝臓が九人、腎臓・肝臓が二人の計百八人が手術を受けた。諸費用は腎移植が六百万円台、肝移植が千三百万円ほどで、米国などと比較するとはるかに安い費用で済むという。
ただ、中国人ドナーの95%は死刑囚とされ、倫理問題を指摘する専門家も多い。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは中国で昨年、約三千四百人の死刑が執行されたと発表。これら死刑囚の臓器は移植手術に使われたとみられる。
中国では年間六千件の腎移植が実施されるが、移植が必要な患者は約五万人いるとされる。金銭的に恵まれた日本など外国人患者の増加は、中国人患者の手術の妨げになるとの指摘もある。
同センター代表は「死刑囚から臓器提供を受けていることは分かっている。だが、自分の身内や子どもが重症患者だったら、倫理問題を言ってはいられない。中国の医療技術は高く、今後も臓器移植をサポートしたい」と話している。
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日本移植学会によると、国内での腎移植手術は昨年、過去最高の九百件が実施された。うち親子間などで行われる生体移植が七百二十七件と八割を占める。透析を受けながら死体腎移植を希望し、登録している人は今年一月現在で約一万二千三百人もいる。移植費用は三百五十万−四百万円で、健康保険が適用される。日本人が米国で腎移植を受けた場合はおよそ千六百万円かかる。一方、肝移植は昨年五百五十三件で、五百五十件は生体肝移植だった。
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