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学校内の揮発性化学物質で子供たちが体調を崩す「シックスクール」について、二○○四年度、道内の市町村立学校の六割弱が、文部科学省が求める年一度の原因物質の測定検査を行わなかったことが二十一日、道教委の調査で分かった。
測定検査は、原因物質とされるホルムアルデヒドと、トルエンなど五種類の揮発性有機化合物が対象。
道教委によると、市町村立の小中高校や、養護学校など合わせて二千百七十三校のうち、ホルムアルデヒドの検査を行ったのは全体の43・6%の九百四十八校、トルエンなどの揮発性有機化合物は43%の九百三十五校にとどまった。
地域別では、札幌市を含む石狩管内は実施率がいずれも約八割と高かったが、桧山管内は一割に満たなかった。
検査の結果、いずれかの化学物質が基準値以上だったのは三百六校。換気などの対策で再検査した九十三校すべてで基準値を下回ったが、残る二百十三校は再検査を行っていない。
道立の高校など二百四十一校はほぼすべて検査し、化学物質が基準値を上回った六十六校は再検査の結果、全校が基準値を下回った。
未実施の大きな理由とされていた検査費用の負担を、国が交付税でまかなうことが決まったことから、道教委は「○五年度は、市町村立学校でも全体の八割ぐらいで実施する見通し」(スポーツ健康教育課)とみている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051222&j=0022&k=200512222464
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